先月から家で在宅ワークを始めました。
週3日で9時~15時に仕事をしています。仕事内容は、事務作業のお手伝いが中心。
オンライン秘書の会社と業務委託契約を結んで仕事をしているので、私の肩書は「個人事業主」となっています。
在宅ワークは初めてで、戸惑うこともたくさんありました。
最初は仕事もほとんどありませんでしたが、今は少しずつ慣れてきて仕事も増えてきています。
業務委託での在宅ワークを初めて1か月、感じるメリットとデメリットをまとめてみました。
メリット① 通勤時間がない

私は正社員時代は片道1時間かけて通勤していました。
毎日ぎゅうぎゅうの電車に乗って、人混みが苦手な私にとっては、かなりのストレスでしたね。
その通勤時間がなくなり、子供たちと過ごす時間に変えられました。
また子供たちの病気やケガなど何かあってもすぐお迎えに行けるので、安心感があります。
メリット② 自分のペースで仕事ができる

今の在宅ワークは、自分のペースで仕事をすることができます。
自分の働けるシフトを登録しておくと、仕事を入れてくれます(ないことも多いですが…)。
正社員の時は、自分の仕事のお客様の都合・子供の行事や体調・夫のスケジュールを全部調整しながら、なんとか綱渡りのように渡ってきました。
そのおかげで調整スキルは上がったような気がします(笑)
でもやっぱり時に大変で、子供が体調を崩したときなどは胃がキリキリしました。
今は自分のことだけで賄える程度の仕事しかしていないので、気持ちは楽です。
また在宅ワークならではですが、どこでも仕事ができるので、帰省のときなども使えるかなと思っています。
メリット③ メイクしなくてもいい

ズボラが進んでしまうというデメリットでもありますが…、私はメイクが苦手であまりしたくないのです(;´Д`)
服にもあまり興味がなくて、毎日同じ服でも良いくらい。
なので、家にいて誰にも会わずに仕事ができるというのは、すごく楽です♪
保育園にもスッピンで送り迎えしています(笑)
メリット④ 仕事がない時は家事ができる

仕事がない時もあるのですが、そんな時には家事をしたり、ブログを書いたりできます。
仕事と家事がすごく近いので、切り替えは必要ですが、どちらのこともできる環境にあるのはありがたいです。
昔小さいときによく見た店番しながら赤ちゃんを見ているお母さんに憧れていました。
お客さんがいなかったら家の方に引っ込んで家事をしていたり、お客さんが来たらお店に出たり…。
それの現代版なのかななんて思っています。
メリット⑤ 優秀な人たちと一緒に仕事ができ、刺激になる

私がお世話になっている会社は、海外在住の方や一流企業出身の方も多く働いています。
みなさん育児やご主人の転勤などやむなく退職され、在宅ワークに活路を見出した方々。
とても素敵な方が多く、みなさん優秀なので一緒に仕事をしていて学ばせていただくことばかりです。
フルタイムの正社員は難しいけれど、短時間なら働ける優秀な方々ってたくさんいるんだなと、今の日本の現状を勿体なく感じました。
私は単なる事務作業をさせていただくだけで全然優秀ではないのですが、素敵な女性たちと仕事をさせていただくことで、「自分も頑張ろう!」という刺激をもらっています。
デメリット① ズホラに拍車がかかった

私は昔からかなりの引きこもり…。
完全なインドア派で、できれば外には出たくないです。
会社に行っていたときは社会人としてメイクをし、服もそれなりのものを買って着ていっていました。
でも今はその必要がないのでメイクもせず、洋服もいつも一緒。
シャキッとする切り替えタイミングがないので、ずっとダラ~っとしている雰囲気は否めません。
私は別にそれでも良いのですが、夫や子供たちからしたら恥ずかしいかも(m´・ω・`)m
あとはお昼ごはんも自宅で1人なので、まあ適当です。
おにぎり2個だけとかパンだけとか…。栄養面でも良くないですね( ;∀;)
デメリット② 気軽に聞きたいことを聞けない

仕事で分からないことがあっても、「こんなこと聞いてもいいのかな?」とか一人でもんもんと悩むこともあります。
職場なら隣の人に「ちょっとこれなんですが…」と聞けることでも、在宅ワークだとチャットでやりとりするので、自分から文にして発信しないといけない。
これが意外とハードルが高い。
仕事をする上でのちょっとした疑問、やり方をチャットで解決していかなくてはならないので、そこにはもう少し慣れが必要そうです。
デメリット③ 自分で解決しなければならないことが多い

会社時代はすべての備品が会社支給でした。机・電話・パソコン・本…仕事に必要なものはすべて会社が揃えてくれていました。
今は個人事業主という立場になったので、すべて自分で準備します。
基本的にパソコンがあればできる仕事ですが、スカイプを使うためのヘッドセットや、テレビとパソコンをつなぐためのケーブルなども自分で買いました(もちろん経費にできますが、自分持ちです)。
急にインターネットがつながらなくなった!などのトラブルも全部自分で解決しなければなりません。
1人で仕事に臨むための環境を整えるのって結構労力がいるんだなと、会社のありがたみを感じました。
デメリット④ お給料は安い

在宅ワークは普通のパートに比べて、お給料は安めです(地方によるかもしれません)。
私は業務委託契約なので、お給料ではなく、できた分に対しての「報酬」という形で受け取っています。
そのため例えば「この仕事は1,000円ですよ」というお仕事に2時間もかけてしまうと時給500円で働いたことになってしまいます。
また業務委託契約なので、仕事の準備段階や研修などについては報酬が発生しません。
あくまで「できた仕事」に対してのみ報酬を受け取ります。また仕事がない時は、当然報酬もゼロです。
給料であれば社会保険の加入対象になることもありますが、業務委託契約の場合は加入対象ではありません。
自由は多い分守られているものは少ないです。
デメリット⑤ 仕事以外の事務作業が結構ある

仕事にいたるまで「仕事を探す時間」「仕事ができそうかどうかのやりとり」という作業が発生しますが、当然この時間は報酬なし。
あと、確定申告は自分でしなければなりません。
私は今まで確定申告ほとんどしたことがないので、勉強中です。
領収書をまとめて入力したり、これも経費になるのか?なんて勉強したり。こういう時間も結構バカになりません。
まとめ
まだ在宅ワークをはじめて1か月。
会社っていろんなことをしてくれていたんだな~と、会社のありがたみも感じます。
「会社」という看板があるからこそ、私にもお仕事があったわけですからね。
今は「個人事業主」という立場になったので、自分が自分を売り込まないと仕事はもらえません。
でもやりがいもあるし、自由に働くことができるので、今の働き方も気に入っています。
またいつかは正社員での仕事に戻ることもあるかもしれませんが(厳しいとは思っています…)、そのときのためにスキルアップもしていきたいと思います!