こんにちは、ぽんぱです。
発達障害の息子・でんぱが小学校1年生になり、早3か月目となりました。
普通級に通っており、学校・学童・宿題・友達関係、とてもがんばっています。
一方でその疲れからか、家では母親である私に対し、感情をぶちまけてしまうことも多くなりました。
母親とは言え一人の人間…なかなかすべてを受け止めきれません。
今のでんぱのこと・困っていることをまとめてみました。
数年後、この記事を「そんなこともあったな」と懐かしく読める日が来ることを祈りつつ、書いてみます。
ゲームでのかんしゃく

もともと負けず嫌いのでんぱ。
ゲームででんぱが負けてしまうと面倒なことになるので、私はわざと負けることが多いです。
でも夫・なっぱは、そうではなくて。

そう、いつもわざと親が負けてばかりでもいけない。
でもその後起きることを考えると、憂鬱で辛いので、弱虫の私は目を背けてしまうんです。
先日、なっぱとでんぱが「どうぶつしょうぎ」で対戦しました。
当然のように、でんぱ敗北。
でんぱは、なっぱのことを憎しみのこもった目つきで睨みつけながら、何も言わずに自分の部屋に閉じこもりました。
部屋の中では、泣きわめいたりモノにあたったりしている様子です。
しばらくしてから、私を部屋の中に呼びました。

まだ涙目で感情も収まりきっていないようです。



いいよ~
でんぱは敗戦の悔しさを忘れたいのか、私とオセロ対戦を希望しました。
私が黒、でんぱが白です。実力に差があるので、角4つにはでんぱの白を先に置いてあげました。
対戦を進めていくと、でんぱに不利な状況が生まれてしまいます。
でんぱはルール違反をして、打てない場所に自分の石を打ち、勝とうとしていました。


オセロのルールはでんぱも知っていて、ズルをして勝とうとしていることもわかっています。
この時点で涙が復活してしまったようでした。
でもルール違反をして勝っても良いと思ってしまったら、今後に支障があるかもしれません。
ルールは守らなくちゃいけない、ということを教えようと思いました。



できるやろ!!??
でんぱは、かなり興奮してしまいました。
何を言っても耳に届きません。
「全然わかってない」「ちゃんと聞け」「ふざけるな」とこちらを責める言葉を、ずっと投げつけてきます。
ひどい言葉遣いに、私も段々イライラしてきてしまいました。

お母さん少し待ってます。
部屋のベッドに座って待とうと思いますが、それも止められました。

ならばと部屋を出ようとしましたが、それも止められてしまいます。

もうパニック状態。
私のイライラもピークに達してしまい、このままだと手を出してしまいそうだと思ったので、無理やり部屋を出ました。

でんぱが部屋で大泣きしています。
私は、でんぱから逃げました。どうしたら良いのかわかりません。
言いたいことはたくさんあります。でも、どれも届かない。
私が別室で呆然として10分ほどが過ぎた頃、なっぱがでんぱと話に行ってくれました。
何を言ってくれたのかわかりませんが、それで落ち着いたようです。
ふてくされたまま、謝りに来ました。

いいよ、と言って、言葉遣いのひどさだけ指摘しました。
ゲームのルール違反をしないこと、負けたからって人を睨まないことなど色々伝えたかったですが、どうせ一気に言っても通じません。
そのあとでんぱはご機嫌に遊んでいましたが、ひどい言葉を投げつけられた私の心はささくれたままで、なかなか回復しませんでした。
「みんなと同じでないもの」への不安感
でんぱは小学校にあがってから「みんなと同じでないもの」に、不安を感じているようです。
雨の天気予報があって傘を持たせても、「○○くんは持ってきてない!」と家に置きに戻ることもしばしば。
学童の当所拒否事件も、みんなと違う帽子が原因でした。
そして、今度は「ねんど事件」がありました。
うちの小学校では「学校で販売する粘土を買っても良いし、家にあるものでも構いません」という方針なんですね。
私は確か100均で買った粘土を持たせたんです。
そうしたら、その日帰ってきたでんぱが激怒。

僕のだけ変なんだ!!
…どうやらクラスの多くのお友達が、学校で販売されていた粘土を使用していたようです。
図工のある日はもう行きたくない、ということまで言うので、慌てて同じ粘土を探しました。
でんぱと一緒にネットで探し、楽天の『保育・小学校用品店マナビダス』というお店で、同じものが売っているのを発見。
|
このショップでねんどケース・ねんど板・ヘラも購入。送料もかかり、結局高くついてしまいました(^-^;
これ以降、学校で売っているものは学校で購入しよう!と心に固く誓った私です。。
粘土も紙粘土と油粘土で全然違うんですね…。まったく知らず、適当に選んでました><

1人だけ違って辛かったんだからな!!
またも責められてしまいました。私にも非があるとは言え、やはり強い言葉はつらいです。
忘れ物の多さ

小学生になれば、自分で持ち帰るものもチェックしなければいけませんが、でんぱはとにかく忘れ物が多い!!
上履きや体操服は当たり前に忘れてきます。
特に困っているのが「計算カード」の持ち帰り忘れ。
毎日学校でも使い、家でも宿題で使うんですが、これを忘れると家で宿題ができません。
先日も3日連続で忘れてしまいました。
あ~計算カードもう1個買っておけばよかった…なんて思ってます。
こちらはネットでも同じものが見つからなかったので、しばらく続くようであれば、担任の先生に販売先を聞いてみたいです。
宿題が進まない

6月に入り、またさらに宿題が増えました。
今の宿題は、だいたい毎日こんな感じです。
- ひらがなの書き取り(24字くらい) 1枚
- 算数プリント 1枚
- 計算ドリル 1ページ
- 計算カード 1~2種類
- 音読 4ページ
そのほかに、授業中に終わらなかったプリントがあることも。
毎日毎日終わらないようであれば、先生に相談しようと思ってはいます。
でもやる気のアップダウンの差が激しすぎて、できる日は20分くらいでできるし、できない日はダラダラ2時間かかってもできません。
どっちに照準を合わせていったら良いのか…。
私は「宿題をやらせないといけない」という仕事に、プレッシャーを感じている日々。
アレコレ工夫してはいますが、うまくいったりいかなかったりです。
プライドは高いが、自己肯定感が低い

私自身にも言えますが、でんぱはとてもプライドが高いくせに、自己肯定感は低いです。
矛盾しているようでよくわからないんですが…。
何かで少しでも「ほかの人に勝った」「ほかの人よりも良いものを持っている」と感じると、すぐ調子に乗り、自慢しだします。
でも「負けた」「ダメだった」となると、「どうせ僕なんか」「何やってもできない」と言い出します。
私はこの子に自己肯定感を育てられていないんだな、と落ち込みました。
自己肯定感って、誰かより何かが優れているとか、特別に何かができるとかではなくて、何の根拠もなく自分は大丈夫だと思えること。
何の根拠もなく自分は大丈夫と思えるには、何の根拠もなくあなたは大丈夫と言ってもらえる経験の積み重ねが必要。— Nikov (@NyoVh7fiap) June 15, 2018
何ができてもできなくても、自分が存在していて大丈夫なんだと思える安心感を育てていきたいです。
まずは毎日「大好き」「あなたがいて幸せ」を伝えたいな。
でも自己肯定感を育てるって毎日の積み重ねなので、自分が目いっぱいにならないような精神状態じゃないと難しいなということも感じています。
まとめ:母親だけが全てを背負わない。みんなで育てる。

困っていることだけズラっと並べましたが、私はでんぱが大好きです。
辛いこともたくさんあるけれど、でんぱがいてくれてとても幸せな毎日。
大好きなでんぱだからこそ、辛くなるんです。
私のようなヘッポコな母親1人じゃ、とても育てられません。
発達支援センターなどの公的サービス、シッターさんなどの民間サービスも利用して、家族と助け合いながら何とか乗り越えていきたいです。