こんにちは、ぽんぱです。
小1の息子・でんぱが、ふたたび登校拒否を起こしました。
行きたくない原因

でんぱは、プールの授業が嫌で嫌でしょうがないみたいです。
今はいちばん泳げない子のクラスに振り分けられていて、目を開けて潜ることもできない状態。
初めてのことが苦痛なのと、プライドも高いので「できない自分」が許せないようです。

プールを見学したら?プールが終わってから行けば?と言ってみましたが、行けないとのこと。
夫・なっぱは出張でいなかったので、私の考えで休ませることにしました。
学校に行けなかった日の、母の気持ち
でんぱの気持ちを完全に無視した、私の気持ちはこんな感じでした。
連絡帳を届けてもらうのが憂うつ

個人的にいちばん憂うつなのが、連絡帳をお友達に託し、持って帰ってきてもらうこと。
お母さんも一緒に来られるので、お手数をおかけして、本当に申し訳ないんですよね。
発達支援センターに行くためのお休みも含めると、1学期だけで4回休んでいるので、月1ペースで届けてもらってます。
ちなみにそのお友達は皆勤賞で、我が家は一度も連絡帳を預かっておらず、いつもお願いするばかり。
小心者なので、受け渡しを考えるだけで胃がキリキリしてしまいました。
1日一緒にいると、イライラする

でんぱは最近「強い言葉」を使いたがります。
思い通りにならないとかんしゃくを起こすこともあり、私もつられて怒鳴りそうな自分がスレスレに存在していて、いつも怖いです。


働いたらお金もらえるんやろ?
あー俺も働きたい




「子連れのお母さん、子供が騒いだら申し訳なさそうな顔しとけ理論」がありますが、「登校拒否児、学校休んだなら家で大人しくしとけ理論」を押し付けたくなります…。
でんぱと1対1で対峙する長い時間、私にとっては正直苦痛なんです。
でんぱのことは大好きだし見守っていたいんですが、ずっと私にばかり注意が向いていると、どうしてもイライラして落ち着きません。
発達障害の子を持つお母さんが本で語っておられたんですが、「まるで子供から精神的虐待を受けているように感じていた」という気持ちが、すごく理解できました。
お互い穏やかに向き合うために、離れて過ごす時間がとっても大切です。
仕事ができない

その日は在宅ワークの日でしたが、午前中で切り上げました。
何か仕事があれば受けようと思っていましたが、でんぱが家にいればそういうわけにもいきません。ほとんど仕事はできず…。
6月に手術を受けてあまり働けなかった分、取り戻そうとする気持ちばかりが空回りしてしまいます。
自分で選んで正社員を退職したのに、在宅ワークでもっと働いて収入を得たいなんて矛盾してるかもしれません。
だけど発達障害児の育児には、ほんと時間もお金もかかります。
こうして休ませてあげられるのは在宅ワークをしているからですが、収入面ではやはり厳しいですね。
家で授業のプリントをやるのが大変

学校を休んだ日の授業は、家で取り戻す必要があります。
いつもの宿題だけでも大変なのに、授業のプリントもプラスされると本当に量が多い…( ;∀;)
でんぱ1人では到底できないので、隣について宿題をやっています。
これも私にとっては、正直しんどい。やらないといけないのはわかっていますが、やりたくありません。
どう過ごしたらよいかわからない

学校が休みの日、過ごし方で夫と意見が合いませんでした。

好きなことをして過ごせばいいと思う。ゲーム・テレビもOK

行きたくないなら休んでもいいけど、学校を休むメリットを与えるのは反対
その後話してみましたが、なんとなく平行線のままで、ちゃんとした結論は今も出ていません。
今回は間(?)を取って、
- テレビやゲームは時間を決めて、30分×2回(午前・午後)だけ
- アプリで算数や国語の勉強をする
ことにしてみました。
ただすぐに飽きて相当ヒマそうでしたね。なかなか1人で読書したり、長い時間は遊べません。
私のほうを向かない時間を作りたいのですが、そうするとテレビ・ゲームしかないので、悩ましいです。
「助言も詳しく尋ねることも、不要だった」という先輩ママ
これでいいのか色んなことで悩む中、登校拒否児の親御さんのブログを読みました。
助言も詳しく尋ねることも、不要だったんだなぁとつくづく感じます。
長女は、親の助言など全く関係なく、自分の気持ちが学校へ向かっていったら、そのまま登校していきました。
「大人がなんとかしよう」と思ってしまうのが間違いな気がします。
これを読んで、少し肩の力が抜けたんです。
大人がどうこうしても、どうしようもないんだなって。
これからも週2日くらいプールの日は続きますが、行けるのか行けないのかわかりません。
でも「そういうもの」と割り切って流されてみようと思います。
私の気持ちはこうしてブログに吐き出すことで整理できますが、でんぱの気持ちは私が受け止めなければいけないので。
まとめ:期待せず。焦らず。あるがままに。

プールの授業がない翌日は、元気に学校に行ってくれました。
でんぱが家にいる1日は、とにかく長く感じます。
私の本音を書いてしまえば、
- 学校に行ってほしい
- なぜこの子だけ行けないのだろう
- これ以上困らせないでほしい
- ただ甘えさせるだけで良いのか
- 周りの目が怖い
というような気持ちがあります。
でも私の気持ちはそれとして置いておいて、本人の気持ちをいちばんに、期待せず・焦らず・ただ淡々と受け止めていければと思っています。
プールが嫌いなのはしょうがないですが、水遊びからはじめてみて、ウォータースライダーのある楽しそうなプールにお出かけしてみようかなあ。
あまり先のことは心配しすぎず、「今の気持ち」を尊重してあげたいなと思う母でした。