こんにちは、ぽんぱです。
我が家の長男・でんぱは、発達障害(自閉スペクトラム症)があり、コミュニケーションにも課題があります。
興味のあることを1人でずーっとしゃべってしまったり、相手の言うことを聞けなかったり…。
小学校生活を送るにあたり、少しコミュニケーションも練習が必要と思い、「トーキングゲーム」を購入しました。
療育と考えなくても大人でも楽しめるゲームなので、買ってよかったです。
トーキングゲームとは

https://tobiraco.co.jp/item/card/
「トーキングゲーム」は、発達障害を道具で支援する「tobiraco(トビラコ)」で販売しているカードゲームです。
2018年12月から、Amazonでの取り扱いも開始。
私はアマミモヨリさんのブログで知って購入しました。
ゲームの遊び方
いたってシンプルなゲームです。
①プレイヤーの真ん中に質問が書かれたカードの山を置き、順番にカードを1枚引きます。
②カードに書かれた質問に答えます。他の人はひたすら聞くだけ(口を挟まない)。
勝ち負けはなく、「人の話を聞く」「自分の話を最後まで聞いてもらう」ことを楽しんで進めていきます。
人数は2人~6人程度で遊び、ゲーム所要時間は枚数で調整できます。
質問カードの内容はこんな感じ。

すぐ答えられる質問や、そうでないものもあり面白いです。
答えられないときや答えたくないときは、パスカードを使うこともできます。

絶対に答えないといけない、というわけでないのが安心感があって良いですね。
サイズ

カードサイズは5センチ×8センチで、小さめのトランプサイズかなと思います。
左側の水色がパスカードの裏面、右側のカラフルな色が質問カードの裏面です。
さわり心地はツヤツヤしているけど、すべりすぎず気持ちいい感じ。

ケースに入れても、コンパクトに収まります。
対象年齢
対象年齢は6歳~大人までですが、小学生以上を対象に作られています。
うちは年長のときに購入しましたが、学校の生活についての質問も多く(好きな教科・休み時間の過ごし方など)、うまく遊べませんでした。
小学校に入ってから購入するのがオススメです。
内容

- 質問カード 64枚
- ブランクカード 10枚(自分で質問を書き込める空白のカード)
- パスカード 12枚
- 解説書
上記がすべてケースの中に入っています。
値段
本体は2,700円(税込)で、Amazonで購入すれば、送料無料です。
公式サイトの場合は、本体2,700円(税込)+送料500円~800円(地域により異なる)=3,200円~3,500円となりますので、Amazonで購入する方が良いでしょう。
https://tobiraco.co.jp/item/card/
遊んでみて、よかったこと
話を聞く姿勢ができてきた
でんぱは、すぐ人の話に口を出してしまいます。このゲームでも最初は、人の話にすぐ口をはさんでしまっていました。
「人の話しているときは、しゃべらないゲームなんだよ」と教えると、少しずつ人の話を聞く姿勢ができてきました。
とは言っても全然聞いていないことも、多々あります(;^_^A
でんぱは聴覚理解が弱いので、聞いているだけの状況だと集中力が格段にダウンします。
それは生まれつきの脳の特性の部分なので、本人の疲れない範囲で遊べたら良いかなと思っています。
勝ち負けがないので、平和に遊べる
でんぱは負けることが大嫌い。負けが続くと、かんしゃくを起こします。
でもゲームは大好き。だから一緒に遊ぶ親は、正直面倒でした。
かんしゃくが起こると分かっているので、いつもわざと良い感じに負けています。
良いのか悪いのかわかりませんが、あまりこちらも消耗したくないのでね…。
でもこのゲームなら勝ち負けがないので、穏やかに遊べます。
勝ち負けのないゲームってあんまりないので、貴重です。
知らない一面が見えるのが楽しかった
このゲームは、夫・なっぱも加えて3人でやることが多いです(おかっぱは3歳でまだ理解できず)。
質問カードも色んな質問があって、家族の知らない一面を知ることができました。
そんなことが好きだったんだ、そんな思い出があったんだ…と10年間夫婦をしていますが、知らないこともたくさんありました。
いつも新しい発見があり、聞いているだけでも楽しいです。
「トーキングゲーム」を手作りできる?
トーキングゲームの購入前、ひそかに「自分でも手作りできそうだな…」って思っていました。
3,000円台で決してお安いわけではないし、自分で作ってみようかな?って。
結論としては「手作りはオススメしません」。
器用でアイデアマンの方なら可能かもしれませんが、かける時間なども思えば作るより買う方が安いと思います。
文字が読みやすい

さっきの写真と同じですが、文字がすごく読みやすいと思いませんか?
フォント・文字の配置・句読点の使い方も考えられていると思います。
漢字もルビがふってあり、1年生でひらがなを読み始めたばかりのでんぱでも、1人で読むことができます。
このクオリティは私の手作りでは難しいと思います(;^_^A
答えやすいアイデアが豊富
質問カードは全62枚。答えやすい質問から、少し考えこむ質問まで様々あります。
どれも答えるのも・人の話を聞くのもワクワクする楽しい質問ばかり。
この質問のアイデアを出すだけでも、相当な時間がかかりそうです(;’∀’)
まとめ:聞く・話すが苦手な小学生以上のお子さんにオススメ
でんぱは聞くのも話すのも下手くそです。
話を聞いても、何の話なんだかサッパリわからないことも多々…。
本人はまだ苦手に思ってなさそうなんですが、これから子供たちの世界でコミュニケーションをとっていく中で、不便も出てくるかもしれません。
トーキングゲームを楽しみながら、聞く・話す練習をしていきたいなと思います。