こんにちは、ぽんぱです。
私は10年間正社員として働いてきた会社を2017年末に退職しました。
今は週に2日事務パートと、週に3日在宅ワークをしています。
退職して2か月とちょっとの今、これまでの経緯や、退職して思うことを書いていきます。
退職した理由

私は中小企業で事務の仕事をしていました。
夫と結婚し、関西に引っ越してから正社員として採用され、これまで2回の産休も取得。
仕事は、時短で9時~17時勤務(本来18時までの勤務)。片道1時間かけて電車通勤していました。
仕事自体はやりがいもありましたが、正社員の共働きはやはり大変でした。
私よりも大変な方がたくさんいるとは思いますが、祖父母のサポートはほぼなし・ワンオペでの家事と育児(なっぱは出張がちです)・仕事に追われる毎日に疲れ切ってしまうことも多かったです。
保育園や職場のサポートもあってなんとか続けてきましたが、小学校入学にあたって【小1の壁】にぶつかりそうでした。
- 職場は9~18時の勤務に戻ることになり、責任のある仕事が増える。
- 朝7時半に保育所に預けて出勤してたけど、小学校は8時登校。
- 発達障害のある息子・でんぱが一人でカギを掛けて、出発しなければならない。
- 長期休暇のときの学童は、8時半からの預かり(しかも毎日弁当持参!)。
- 学童と保育所が離れた距離にあるので、迎えの手間も2倍になる。
そして、でんぱが小学校に対応するには、親のサポートもそれなりに必要だと思いました。
私のキャパでは毎日余裕がなくいっぱいいっぱいで、もう少し子供に向き合う時間と余裕が欲しいと思い、小学校入学前に退職することになりました。
夫の反応

退職にあたっては、夫・なっぱともよく相談をしました。
やはりでんぱのサポートが不十分であることなどから「退職には賛成」と言ってもらうことができました。
ただなっぱ自身、自分の仕事にストレスがあるようで、私が退職後「仕事をしなくて良いのって、うらやましいな」と言うこともありました。
以前だったらなっぱが「仕事を辞めたい」と言っても、「私が稼ぐから!」と言ってあげられました。
でも、なっぱが今「辞めたい」と言ったら、本当に我が家暮らしていけないですからね(汗)。
そういう受け皿がなくなったことへのストレスも感じているような気がします。
これまでは正社員での共働きだったので「夫婦でチーム」という感じだったのですが、「夫が稼ぎ、妻がほぼ家庭という職業分担」に、戸惑っている面もあるようです。
以前は、自宅にいるときは家事を何でもやってくれましたが、今はやはり私の負担が増えたかなという感じがします。
そして「家にいるんだから、しっかり家事育児してくれよ」という無言の圧力も感じています(勝手に思ってるだけかも)。
家計への影響

退職にあたって一番心配だったのは家計への影響です。
正直、我が家は夫だけの給料では暮らすことができません。
それなのに私が退職してしまっては、暮らしていけないだろうと…。
でも一番大切なのは、家族がみんな元気でいること。
私のできることは限られていて、その中で「家族みんなが元気でいる」ことが今一番大事なので、家計も何とかしようとしているところです。
(まだ何とかできていない…)
共働き時代は、化粧品・通勤服・疲れてしまったときの外食代等が結構かかっていましたが、退職してからは財布の紐を引き締めて何とか生活しています。
最低限いるものだけ、という生活になってしまってはいますが、以前よりも時間にゆとりがあるせいか、穏やかに生活できていると思います。
新しい仕事

12月に退職して、1か月が経ったころ。
正社員の仕事は辞めたものの、都合の良い時間だけで働いてみたい、という気持ちが沸いてきました。
そんなとき知り合いの方から「週に2日だけでいいから、事務のパートに入ってほしい」と言われ、お手伝いを始めました。
また子供たちが保育所に行っている間の平日にできる仕事がないかと在宅ワークに応募したところ、運よく採用して頂けることに。
今は週2日はパート・3日は在宅ワークをして、生活しています。
家計もピンチだったので、助かりました(それでも給料はおこづかい程度ですが…)。
退職して、今思うこと

退職して2か月ちょっと。
今は「退職してよかった!!」と思っています。
正社員での共働きは私にとっては大変すぎ、命を削りながら生活しているような毎日でした。
今その削りすぎた命を取り戻す期間のように、穏やかな生活になりました。
小1の壁にぶつかって退職される方、頑張って続けられる方がいらっしゃると思います。
私も「ここまで頑張ったのに退職していいのか」とずいぶん悩みました。
どのような道を選ぶにしても、悩んで悩んで悩みぬいた答えなら、それが正解なのだと思います。
以前何かで読みましたが、「選択には意味がないということを悟る。選択した方を突き進む力を持つだけだ。」という格言がありました。
私は正社員を退職する、という道を選びました。
悩みぬいた答えなので、今はこの道をまっすぐ進み、突き進んでいきたいです。