1度も級合格できないまま、息子のスイミングを退会させてしまいました。後悔とホッとした気持ちと。

こんにちは、ぽんぱです。

先日、息子・でんぱのスイミングを退会させました。

結局1度も級合格できず、自尊心が大きく傷ついただけで…。

私がもっと頑張ってスイミングに通わせ続けるべきだったのか、諦めてよかったのか、今はわかりません。

苦手を克服することと、苦手がある自分を受け入れること。そのバランスをどう取っていくべきなのか、わからずにいます。

いつも何かと言い訳して、行きたがらない

スイミングを始めたのは、でんぱの希望でした。

小学1年生の1学期、学校でのスイミングの授業にまったくついていけず、登校拒否にまで発展。

「泳げるようになりたい」という本人の希望で、スイミングに通うことにしたのです。

最初はやる気を出して通っていたものの、数回で行きたがらない日が増えました。

子育てが辛い日。やりたいと言ったスイミングに行かない息子に、募るむなしさ。

振替日に対応できない

でんぱには発達障害があり、いつもとは違う予定にはうまく対応できません。

うちの場合、いつも日曜日にスイミングに行っていましたが、休校日などの関係で曜日を振り替えることもあります。

振替日は毎回、でんぱはとても嫌そうでした。

でんぱ
スイミングは日曜日でしょ!なんでこの日に行くの!?

でんぱ用のカレンダーを作り、ずっと前から振替日を教えていても、です。

「スイミングは日曜日」と一度思い込むと、どうしても切り替えるのが難しかったようでした。

いつも「ケガが…」「寒いから…」と言い訳ばかり

ほぼ毎回、言い訳をしてはスイミングに行けないと主張していました。

爪でちょっと引っ掻いてしまったとか、寒いからとか、そんな理由です。

正直、毎回毎回イライラし通しでした。

行きたくないなら辞めれば良いと何度も伝えていましたが、それは辞めたくないと言うのです。

ぽんぱ
これ以上行けない日が増えるのなら、スイミングは辞めないといけないよ
そう伝えたこともありました。

個人的には「習い事はやりたい子がやればいい」と思っています。

私自身、小さい時にやりたくない習い事を続けさせられて、苦痛だったので…。

でも一度始めてしまうと、なかなか辞め時というのは難しいものなんだな、と感じました。

私が衝動的に、退会させました。

先月も毎週連続で、行きたがりませんでした。

家計が厳しいなか、月謝だって払ってるのに(←完全に親の事情ですが)。。

数回は言われるままお休みするも、進級試験はブーブー言われながら連れていきました。

しかしスイミングに着くと、「なんか鼻を引っ掻いちゃって…」と言い訳スタート。

こんなことが何度も何度もあったので、私も頭に来てしまい、その場で受付に行き退会させました。

冷静さを欠いていることは自分でも分かっていましたが、もうこれ以上この見苦しい息子を見たくない、という気持ちで。

頭のどこかでは、ここででんぱが「やります!」と言ってくれないかという、卑怯な考えもありました。

でもでんぱは、一切何も言いません。

息子に対する怒り・憤り・むなしさ・情けなさ…そんな感情でいっぱいでした。

辞めたことで、モヤモヤとスッキリが。

「お母さんをがっかりさせて、ごめんなさい」

退会させた私が怒っているのを見て、でんぱは涙。

でんぱ
お母さんをがっかりさせて、ごめんなさい

…親として、言わせちゃいけない言葉ですよね。

正直、私はでんぱに心底ガッカリしていて、見透かされていたんだなと。

ただただ私のことが怖かったのだと思います。

私は感情が整理できないまま、でんぱを連れて、家に帰りました。

級合格できないことへの恐怖心。置いて行かれる辛さ。

家に帰ってから、スイミングについて、でんぱがポツポツ話してくれました。

でんぱは、夏にスイミングを始めて以来、一度も級合格したことはありません。

年少の小さな子でも、1~2か月で合格できてしまうようなクラスの進級試験。

でんぱだけ何か月も合格できず、どんどん小さな子に抜かされていきます。

自分だけずっと合格できないことは、彼の自尊心を大きく傷つけていました。

「今回も不合格だったら、どうしよう」

「合格したいけど、できない」

そんな気持ちで、スイミングが怖くなってしまったようです。

でんぱ
合格できないと、頭がイライラしちゃうんだ…合格したいのに…

時間とお金と労力をかけて、がんばってもがんばっても、合格できなかった経験を植え付けられただけになってしまいました。

私が衝動的にならず、もっと我慢強く、通わせる努力をするべきだったのかもしれない。

でも、私にはもう限界でした。

ダメな親ですが、あれ以上スイミングに通わせる努力をする気力は、ありませんでした。

親はモヤモヤ。息子はスッキリ?

スイミングにもう行かなくて良いとわかると、でんぱはどこかスッキリした様子です。

これまで毎週毎週ウジウジしてましたからね。

私はずうっと考えています。

友達もできて、行けば楽しそうだったのに。私がもうちょっと頑張れたら良かったのかなって。

私が衝動的に退会させなければ、次は合格できていたのかもしれないな。

そうしたら、スイミングを続けた自信もついていたかも。

そう考えると苦しくなりますが、もうあれ以上でんぱとスイミング行く行かないで揉めなくて良いことにホッとしてしまっていたりもします。

私にとっても、スイミングに行かせることは重荷でした。

もし本人がやりたいと言えば再入会という手もあるので、しばらくはスイミングを離れて過ごしたいと思います。

まとめ:来年以降のスイミングの授業が、心配。

結局でんぱは、ほとんど上達も見られず、水遊び程度でスイミングを卒業してしまいました。

スイミングに通わせれば、泳げるようになると思っていたけれど、難しかったようです。

できないことがあっても仕方ないですし、私自身も泳げませんが大人になれば困ることもないので、別にできなくても良いとは思います。

でもまた来年、スイミングの授業があるとき、登校拒否になってしまったら…と思うと、怖い。

私も働かないと生活が厳しいですし…。

水泳ってたぶん高校生までありますもんね。そこまで水泳から逃げ続けることってできるのかな。。

衝動的に退会させてしまったことは、親として情けないと思っています。

いつも冷静にいたいけれど、、私には本当に難しい。

自分の弱さを突きつけられる反省ばかりの日々です。。

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