こんにちは、ぽんぱです。
小学校1年生の6月、めちゃくちゃ宿題が増えました!
発達障害の息子・でんぱにとっても、宿題を見る母の私にとっても、宿題を終わらせるミッションが重くのしかかっています。
「宿題をしのぐ」ため、我が家で実践中のアイデアをまとめてみました。
小学校1年生の宿題の現状
別の記事でも書きましたが、毎日出る宿題は6月現在こんな感じです。
- ひらがなの書き取りプリント 1枚
- 算数プリント 1枚
- 計算ドリル 1ページ
- 計算カード 1~2種類
- 音読 4ページ
4月はプリント1枚、5月はプリント2枚+音読+時々計算くらいだったので、6月に入って一気に増えた印象がありますね。
毎日宿題を見るのは、母親である私の担当です。
最初のうちは学童で済ませてくることも多かったものの、最近はお友達とたくさん遊びたいようで、宿題はすべて家でやることになりました。
でもこれだけの量、なかなか集中も続きません。

でんぱは筆圧が強くて疲れやすいうえ、こだわりもあって書いた文字をこうじゃないああじゃないと何度も消しては書いて…を繰り返します。
数の概念もまだ理解が難しく、足し算や引き算も苦痛のようです。
泣きながら宿題を終わらせ、2時間かかってしまったこともありました。
イライラして嫌そうに宿題をするでんぱを見ながら、私もイライラしてしまい、親子関係も悪くなりそうに…。
参考にした本
私がでんぱの育児に行き詰った時は、いつもこの5冊を開きます。毎回何かしらのヒントがあるんですよね。
普通学級に通う発達障害(自閉症スペクトラム)の息子を持つ母が選ぶ、何度も読み返したい発達障害の本5選【幼児~小学生向け】
宿題のアイデアについては、特にこの本に助けてもらいました。
本を参考にしたり、自分で考えたりして我が家で実践して良かったアイデアをご紹介したいと思います。
宿題をしのぐ!アイデア
プリントは、タイマーで時間を制限する
大人もそうですが、終わりの時間を決めないとダラダラと作業してしまいます。
タイマーを使って、目標時間を設定するようにしました。
うちはドリテックのタイマーを使っています。数字が見やすく、10分・1分・10秒単位で簡単にセットできます。
おかっぱにも使うので、緑(でんぱ)とピンク(おかっぱ)のシールを貼って、それぞれのタイマーがあります。

タイマーをかける時間は、でんぱの了承を取って設定。



目標時間があると、ここまでは頑張ろう!という感じで頑張ってくれます。
ポイントとしては、普段から何分くらいでできそうか計ってみて、少し長めに設定しておくこと。
あまり時間がなかったりすると雑になったり、焦りすぎたりするので。
時々は様子を見て、実況中継したりします。

あと〇問で終わる~!!さあタイムは、タイムはどうなんだ!?
でんぱは「勝負に勝ちたい」という気持ちが強いので、この方法は結構向いてたようでした。
音読は、タイマーで時間をあてっこする
毎日出る音読は、これ何分何秒で読めるかな?と、タイマーで時間をあてっこします。
先ほどのタイマーで時間を設定せずにスタートすると、時間を計測してくれる機能を使いました。
まだ上手く読めないことも多いので、一回は私が読むことも。



よおし、でんぱは何分何秒で読んでみる?

予測したタイムと実際のタイムがピタリ賞になったら、何か景品も出そうかな~と考えています。
足し算・引き算は玉そろばんを活用
でんぱは視覚で見て分かるものには強いんですが、概念になるとサッパリです。
足し算・引き算にもかなりイライラしていたので、玉そろばんを購入しました。
プリントの計算問題は、わかるところだけまずやって、わからなければ玉そろばんを使っています。
視覚で数が捉えられるとすぐわかるようで、購入した日には喜んでくれました。

今は10までの足し算・引き算ですが、これから繰り上がりも入ってくるので、しばらく使えそうです。
計算カードは、間引く(忘れたらアプリで代用)
でんぱが一番苦手なのは、計算カードです。
パッパと計算が難しいですねえ…。ある程度暗記だとは思うんですが。
かなりの量があり、苦痛のようなので、親の判断で枚数を間引いてやらせています。
全部できるに越したことはないんですが、苦痛になったり全くやらないよりはいいかと。
そして学校でも毎日使うので、忘れてきてしまうことも多々。
忘れちゃったらスマホアプリでやらせて、それでOKにしています。
使っているのは、このアプリ。

けいさんカードのアプリも入れてたんですが、答えをただ見るだけだったので、こちらにしました。
「宿題やさん」になりきる
母である私だと「宿題いつやるの?」「早くやって!」っていう気持ちになるので、別人物になりすますことも(笑)
私は時々、みんなの宿題を手伝う使命を負ったお店「宿題やさん」になり切ります。



ごっこ遊びの要領で、でんぱも宿題やさんに頼ってくれます。
宿題やさんを無視されるときもありますが、そんなときは営業時間を発表。

宿題を手伝ってほしい子は、それまでに来てくださいね~。
アナウンスしておけば、それまでに来てくれることも多いです。
夏休みの宿題は、一覧表にする

夏休み、たくさん宿題がありますね。
いったいどれだけあるのか把握するもの大変なので、最初に一覧表を作ってしまうと楽です!
うちでは一覧表を作り、ひとつ終わるごとに好きなシールを貼っていいという方式にしたら、グングンやってくれました♪
…まあ、算数だけ最初に全部やっちゃうっていうのが、でんぱらしい(笑)
シールを貼っていないところがやっていないところ、とパッと見てわかるのも、視覚優位なでんぱにはよかったみたいです。
失敗したアイデア
今のところは上記のようなアイデアで、宿題時間を短縮できています。
これまでに色々失敗もしていて、これは特に失敗だったな~と思うのは2つ。
- 母(私)と同じ問題で競争する
でんぱは「勝ちたい!」という気持ちがすごく強いので、私と競争してみたらいいかな?と思って、やってみたんです。
そしたら私がとにかく退屈!そして負けたらかんしゃくを起こすので、気を使う。私のストレス倍増でした(^^;)
- 鏡を机に置く
メンタリストDaiGoさんの本で、鏡を置いたら集中して取り組めるっていうのがあったので、これもやってみました。
宿題中のでんぱの机に鏡を置いてみたんです。
すると鏡が気になりすぎて逆に集中できず、机のスペースも少なくなって邪魔で仕方なかったようでした(;^_^A
まだ早かったかな。
それでも難しければ、先生に間引いてもらうことも相談したい
色々なアイデアを試しても、なかなかうまくいかないこともあると思います。
今後もいろんなアイデアを試しつつ、どうしても難しいと感じたら、学校の先生に相談するつもりです。
来年渡すサポートブックには、【宿題がどうしても難しければ、量を減らすことなどご相談させて下さい】と書いておこうかな…。
まとめ:その子にあうやり方で、できる範囲でやる

もちろん理解してちゃんと宿題ができるのが、一番良いと思います。
ただそれを実力(できること)以上に強いてしまうと、子供もつらいでしょうし、「あれもこれもできない」と自信を無くしてしまうかもしれません。
そんなわけで、我が家は「苦痛にならない程度にしのげればOK」という気持ちで宿題に臨んでいます。
そして母親が頑張りすぎても疲れてしまうので、私もできる範囲で付き合うようにしたい。
あまりに頑張ってあれもこれもやってもうまくいかない!となると、こちらも辛いですからね。
まだまだこれから宿題も難しく、多くなっていくことでしょう…。
やり方が当たればラッキー、当たらなくてもそっかー、くらいの気持ちで息子の宿題に寄り添いたいと思います^^