小1の壁で退職しないためには、何が必要だったのか?退職した私が考えてみる。

こんにちは、ぽんぱです。

私は息子・でんぱが小学生になるにあたって、正社員の仕事を退職しました。いわゆる「小1の壁」です。

私個人としては、退職という決断には後悔していません。

ただ「何があれば、続けられていたのか」を掘り下げることで、小1の壁で悩む人が少なくなってほしい、と思っています。

まったくの個人的主観の上、自分ではどうすることもできない問題もありますが、何かのご参考になれば。

 

職場と自宅が近い

前職の職場から自宅までの通勤時間は、約1時間(往復2時間)。

毎日片道1時間の通勤をしながら働き、子育てをするのはとても大変です。

保育園に預けて1時間かけて通勤した途端、呼び出しの電話が来て、とんぼ返りしたこともありました。

小学校に上がると、さらに通勤時間がネックになります。

保育園は7時30分開所でしたが、学童は8時30分開所で、出勤時間に間に合いません。

また職場が近ければ、参観日は半休で済みますが、遠い職場だとそうもいかないですよね。

うちは義実家と職場の中間に自宅を購入しましたが、あまり義実家も頼れないので、いっそ職場近くに引っ越せば良かったです。

ずっとその仕事を続けていくつもりなら、「職場まで片道30分以内」を目安に自宅の場所を考えておくと良いと思います。

(とはいえ転勤や移転の可能性もあるし、教育環境や不動産価格などいろんな要素があって難しいですがね…)

子供の病気などの時、気軽に頼れる人がいる

私は結婚にともない、全く知り合いのいない土地に来ました。

夫以外に頼れる人はいないのに、その夫も出張がちであまりいません。

ちなみに義両親には、共働きを反対されたこともあり、あまり頼りたくないという気持ちがありました。

子供の急な発熱、長期にわたり休まなければならない病気、保育園からの呼び出しなど、基本的にすべて私が対応。

こんな時に頼れる実家が近かったらどんなに心強いだろう、と何度も考えて泣きました。

おじいちゃん・おばあちゃんが毎日送り迎えしてくれるお家が、羨ましくて仕方なかったです。

仕事を何とかやりくりして家で看病していても、「早く治ってくれないと、仕事ができない…」「こんなに休んで、ずる休みだと思われてるかも…」と子供の心配より、自分や仕事の心配をしていることもありました。

職場にも迷惑をかけ、義両親には辞めた方が良いと言われ、夫も同僚に比べて思うように仕事ができず、ただ病気の子供を心配してそばにいてあげることもできない。

そんな状況は、どんどん私の心を追い詰めました。

早く帰ってきてくれる協力的な夫、頼れる実家がなければ、それは諦めて他の頼れる人を見つけなければいけません。

ご近所の方、ファミサポやシッターさんなどあらゆるサポーターを自分で探しておかなければいけなかったなと思います。

今はキッズラインなど使いやすいシッターサービスが普及してきたので、上手に利用したいですね。

お金がかかっても、長い目で見れば取り返せますから。

【口コミ】KIDSLINE(キッズライン)のシッターさんを利用した感想。クーポンを使ってオトクに利用しよう!

職場の理解

職場では、私が産休第1号でした。

もともとブラック気味の職場だったので、産休を取れたこと自体すごいことです。

産休から復帰後、18時までの勤務時間を17時までにしてもらい、何とか仕事をこなしていました。

それでも時間が足りず、時には土曜日も保育園を利用して休日出勤したり、夫が家にいるときは深夜まで残業したり。

また有給休暇を取る社員はほとんどおらず、私だけが看病や子供の用事で休みを取っている状況に、当時は罪悪感しかなかったです。

こうしたひとつひとつのことに、働きづらさを募らせていきました。

就職するときに、可能な限りこんな事項がチェックできてたら良かったなと思います。

  • 有給休暇の取得しやすさ
  • 残業時間が少ない
  • 飲み会が少ない
  • 産休・育休からの取得実績があり、その後のサポート体制がある

子供のケアで、平日休まなくても良い

でんぱには、自閉症スペクトラムという発達障害があります。

色々なこだわりがあり、育てづらさを感じていました。

そのため発達障害があるがゆえのケアが必要となります。

ただ療育・医療機関受診・発達検査・就学相談・療育手帳の交付手続きなどは、ほとんど平日しか対応していません。

【発達障害】療育手帳が我が家にやってきました。発行手続きの流れと、受け取った母の気持ち

うちは夫・なっぱが平日休みのため、できる限り行ってもらっていましたが、毎回は行けません。

そうすると私が休むしかなく、子供の病気以外にも休みが多くなってしまい、職場の皆さんに迷惑をかけてとても肩身の狭い思いでした。

難しいかもしれませんが、これらの手続きを土日でも対応してくれていたら、とても助かったな…と思います。

時々1人で休める

ワンオペでなくても、家事・育児・仕事がのしかかってくる状況は、ストレスがあります。

時々は肩の荷を下ろし、1人の人間として楽しめる時間があればよかったな。

私は自分から子供たちと離れる、というのが苦手だったんですが、意識的に離れる時間を作るべきだったと思っています。

追い込まれると、正常な判断もできません。

長く仕事を続けていくには、オンオフが大事で、力を抜ける時間も意識して確保すべきです。

意識しないと、ずーっと忙しくできちゃいますからね…。

徹底的に家事を減らす

夫・なっぱは、なぜか私が楽をしようとすると、アレコレ理由を付けて反対してきました。

ぽんぱ
食洗機欲しいな…

なっぱ
いらないでしょ。あっても使わなくなるって言うよ
とか

ぽんぱ
ヨシケイの宅配キットで料理したい!

なっぱ
えー…料理って自分で準備して作るから楽しいんじゃない?
とか、いちいち折られるんですよね…( ;∀;)

多分なっぱのお母さん(義母)がスーパーウーマンだったのもあります。仕事もしてて家事も上手で、こだわりもあって、本当にスゴイ人。

でも私は、仕事は最低限なんとかやってるだけ、家事は嫌い、育児は苦手、という全方向のダメっぷり。

楽する家電やサービスの導入をいちいち渋ってくるので、イヤな気持ちでした。なっぱが興味あるものだけは、あっさりOKしてくれるんですがね…。

でも家事の時間を少なくするということは、人生を生きる時間の捻出です。

その分稼いでるんだからいいじゃないですか。

今思えば、無視や徹底抗戦してでも、ありとあらゆる時短家電やサービスを導入すべきだったと思います。

でなければ、家事に疲弊して、強いては育児や仕事に疲弊していきます。

ぜーったい、家事にかける時間は最小限にすべきです。

「何が何でも仕事を続ける」という気持ち

「仕事を続けられるなら続けたい」という気持ちはありましたが、「何が何でもこの仕事を続けていく」という覚悟はありませんでした。

仕事を続けていた理由は、お金の心配と、仕事の勉強をしたかったからです。

ブラック気味の職場でしたが、良い同僚やお客さんもいたし、仕事内容は学ぶものが多くて面白かったんですよね。

でも情熱とかそういうものはなくて。

だから「この仕事が大好き」と言える人は、すごく眩しく見えます。

うちは共働きでないとやっていけない家計ですが、高望みしなければ、そこまでの収入もいりません。

諸々の問題を乗り越えてまで、仕事を頑張るモチベーションも切羽詰まった事情もありませんでした。

今の社会で「小1の壁」を乗り越える人は、「この仕事が好き」とか「仕事を頑張る!」という覚悟を持った方じゃないかなと思っています。

まとめ:「小1の壁」で退職を迫られるママが減りますように

今の社会では、まだ専業主婦ベースで回されていることがあまりに多く、正社員共働きを続けていくことはとても大変だと思います。

自分の体力・能力以外にも、職場環境・子供の障害や病気・夫の状況・頼れる実家の有無などの環境によって、働きやすさが全然違うんですよね。

子供が生まれないとわからないこともたくさんあります。

恵まれた能力・環境がある人だけでなく、働きたい人が働き続けられる社会になってほしい。

私の子供たちが大きくなるころには、それが当たり前の社会になっていることを願っています。