こんにちは、でんぱです。
もう7年ほど前の話ですが、息子・でんぱを妊娠中、妊娠性掻痒(そうよう)にかかりました。
妊婦さんなら誰でもかかる可能性のある病気なのですが、とにかく痒くて痒くて、夜も寝られないくらい苦しい病気です。
妊娠性掻痒(そうよう)とは

妊娠性掻痒(そうよう)または妊娠性痒疹(ようしん)と言うこともあるそうです。
妊娠性痒疹とは、妊娠中に腕や足、お腹、背中、胸などの皮膚が赤くなり、強いかゆみを伴う湿疹やじんましん、水ぶくれができる病気です。
初めての妊娠で発症することは少なく、2回目の妊娠のときに発症することが多いようです。
また一度発症してしまうと、次の妊娠のときにも繰り返し症状があらわれることが多いのも特徴的です。
私は初めての妊娠で起こりましたが、2回目以降に発症される方が多いのですね。
私に起きた症状

私はでんぱを妊娠中は正社員として勤務していました。
妊娠初期はある程度の気分の悪さや感覚の変化はありましたが、おおむね順調に迎えた安定期。
異変が起こったのは妊娠7か月のことです。
夫と二人でのんびり旅行に行くのも最後だと思い、近場の温泉に二人で出かけました。
熱い温泉につかってホッと一息…していたところ、お腹に急に痒みを感じたんです(温泉で何かのキッカケがあったのか、ただのタイミングだったのか分かりません)。
「お腹が痒い…?」とは思ったものの、そのときはまだ少しの痒みだったので我慢できました。
しかし数日後、徐々に我慢できないほどの痒みに変わっていったのです。
お腹で虫が蠢いているような我慢できない痒みで、苦しくて仕方ありませんでした。
掻いてしまうと余計に痒くなるとわかっていても、掻かずにいられないのです。
衣服が擦れるだけで痛くなり、たちまちお腹は真っ赤に腫れあがってしまいました。
産婦人科では解決されず…

もう1日中痒みに支配されたような生活。
辛くて辛くて仕方なかったのですが、初めての妊娠ということもあり、薬を使ってはいけないと思い込んでいました。
薬を使わずに堪えて、でもやっぱり掻いて…ということを繰り返して。
妊婦検診でお医者さんに「お腹の痒みがひどいんです」と伝えましたが、「みなさん多少は痒みはありますよ。もう少しですから頑張りましょう」と流されてしまいました。
「みんなこんなに痒いのを我慢しているのか…!」と絶望的な気持ちでしたね。
皮膚科でもらった塗り薬が効果てきめん!

その後も痒みはひどくなる一方で、皮膚がただれてしまうのではないかと思うくらいでした。
たまらず今度は皮膚科へ。
お腹を見たお医者さんは「これはひどい!」と、すぐに赤ちゃんには影響がないステロイドのお薬を処方してくれました。
これをお腹に塗ってみると…ウソのように痒みが引いてビックリ!!
私にとってその時の皮膚科のお医者さんは、地獄から救いだしてくれた神様です(笑)
その時のお医者さんが「妊娠性掻痒」という病名を教えてくれました。
初めての妊娠だったので、全部の異変は産婦人科医に相談しなくてはならないのかと思っていましたが、そうでもないですね。。
アルテニーニローション&クリームがこれまた効いた!

皮膚科でもらった薬は本当によく効きました。
でもお腹がどんどん大きくなってきて、ステロイドを広範囲に塗ることに少し抵抗も。
ネットで調べてみると「ヨモギが効く」という意見を目にしました。
そこで調べた「アルテニーニローション」と「アルテナチュラル(クリーム)」を購入。
これも本当によく効いてびっくりしました!
塗った瞬間にスーっとひんやり冷たくなって痒みがなくなりました。
しかも天然素材なので安心して使えます。
Amazonの評価でも妊娠性掻痒で苦しんでおられた方のコメントがたくさんありました。
私は1日1回お風呂上りにローションとクリームをたっぷり塗って、一切痒みを感じることはありません。
クリームが乾くまで服を着れないのがちょっと寒かったですけどね(つд⊂)
ちなみに2人目を妊娠したときは最初からこちらのローション&クリームを使っていたので、痒みに襲われることはありませんでした。
妊娠線もできなかったです。
まとめ:妊娠中のお腹の痛みは、我慢しない!

妊娠中に壮絶な痛みを感じたら、まずお医者さんに相談してくださいね。
私のように産婦人科で軽くあしらわれてしまったら、皮膚科でも良いと思います。
私は結局2週間ほど苦しんでから病院に行ったのですが、ママにストレスがかかった状態で過ごすことは赤ちゃんにも良くなかったと思います。
また痒みは他の人から見えづらいので、辛さが伝わりにくいです。
自分から声をあげて、頼りになる人・薬・グッズを見つけてくださいね。