プライベートと仕事は分けたい。LINE公式アカウントを仕事用に使ってわかったLINEとの違い。

コロナウイルスの影響で、仕方なくLINEを仕事の取引先の方と交換することになりました。

スマホ支給なんてされない小さい会社なので、自分の私物でやるしかありません。

でもプライベートと仕事は分けたい…(休日に仕事のLINEが来たらイヤ!!)

なんとかならないか…

と思い、行きついたのが「LINE公式アカウント(LINE official account)」のアカウントを個人で作り、仕事用にするというものでした。

 

↓こちらなどが参考になるかと思います。

【誰でもできる】LINEアカウントを2つ以上(複数)作成する方法

※記事中のLINE@は、LINE公式アカウントの旧名称。

 

最初に細々した設定は必要でしたが、おかげでプライベートと仕事でアカウントは分けられていて、いい感じ。

仕事用のLINE公式アカウントは、仕事中のみパソコンで開き、自分のスマホでは開かないようにしています。

 

が、LINEではできるのにLINE公式アカウントではできないことも多々あり、使っていて初めてわかることばかりでした。

LINEとの違いはやはりあるので、アカウントを分けたくても分けられない方もいるんじゃないかなと思います(;´Д`)

 

LINEとLINE公式アカウントの違い、わかるだけ挙げてみました。

 

LINE電話ができない

個人的に一番大きいと思うのが、LINE電話ができないこと。

小さな会社だと、わりとLINEで電話することもあるんですよね…。

 

LINEユーザーから、LINE公式アカウントにかけようとしても、電話マークは選択できません。

逆に言えばお客さんからLINE電話がかかってくることもないので、個人的には安心感ありますが。

 

ちなみにビジネス版LINEの「LINE WORKS」というのもありますが、こちらでもLINEユーザーとの音声通話・ビデオ通話は不可だそうです。

今のところ、LINEユーザー同士でしか音声通話・ビデオ通話はできなさそうですね。

チャットの取り消しができないるようになりました(2021年7月追記)

↓下記のように書いていましたが、2021年7月にアップデートがあり、24時間以内ならチャットの取り消しはできるようになりました!よかった~!!

これかなりドキドキです…

LINE公式アカウントから送ったチャットは、一切取り消すことができません。

またLINEユーザーからLINE公式アカウントに送ったチャットも、取消不可です。

 

なので送るときには、細心の注意が必要ですね。

緊張感持って仕事しないと、チャットの送り間違いは命取りになります(^-^;

グループLINEには自動加入。拒否権なし。

LINEの場合、グループLINEに招待されたら「招待されました」と通知が来ます。

LINE公式アカウントでは、招待されたら即自動加入。拒否権ナシ!

友達追加も然りで、即追加。

ちなみにLINE側から見ると友達ではなく、公式アカウントのところに名前が出ることになります。

最初のチャットはLINEユーザーから送る

友達として追加されても、LINE公式アカウントから初めてのチャットを送ることができません。

最初はLINEユーザーから送ってもらい、そこからチャットが開始できる…という流れです。

リプライができない、見えない

LINEではこんな風に返信先のチャットと、それに対する返信内容が見られますが、

 

LINE公式アカウントでは、返信先のチャットがまったく見られません。

なので時々、会話の流れがつかみづらい時があります。

LINE公式アカウントからも返信機能は使うことができません。

あとノート(掲示板のようなもの)、アナウンス(特定のメッセージを上部に固定する機能)もLINE公式アカウントの機能にないようです。

メンションできない

@をつけると、そのグループにいる特定の人に呼びかけるメンション機能が、LINE公式アカウントにはありません。

逆も然りで、LINEユーザーからLINE公式アカウントにメンションすることもできないので、使い慣れている方からすると、不便かも。

グループLINEの既読数が出ない(1対1なら出る)

LINE公式アカウントから、グループLINEへチャットを送っても、既読数が出ません。

LINEだと、時間の上のところに既読の人数が出ます。

 

ただ1対1のやりとりなら、LINE公式アカウントからチャットを送っても既読はつきます。

この違いはなんなんだろう…?謎です。

カスタムスタンプがデフォルトのまま

メッセージをカスタムできる、こんなスタンプ。

LINEから送ると、こんな感じ。

 

が、受け取ったLINE公式アカウントで見ると、こんな感じ。

せっかくのメッセージが~~( ;∀;)残念。

まとめ:LINEの完全なる代用とはいかない。

LINE公式アカウントを使って仕事用にしてますが、やはり完全にLINEと同じようにはできないな~と思います。

 

私の場合は、

・LINEでメッセージやファイル添付がやりとりできればいい(電話いらない)

・あまりスタンプなどの機能は使わない。テキストメイン。

という感じなので、ほぼ問題なく使えてるかと…。

 

ふだんLINEの機能をたくさん使っている方ほど、LINE公式アカウントになったときの違和感はあるような気が。

LINE公式アカウントを、仕事用に使おうかな~と思っている方の何かの参考になれば幸いです。