30代女性|いぼ痔の手術入院体験談|入院1日目(手術当日)の記録

こんにちは、ぽんぱです。

脱肛性痔核の根治術を受けてきました。今回は入院した初日(手術した日)のことを書いていきたいと思います。

手術の性質柄、汚いお話もありますのでご注意ください><

病院によって流れは違うと思いますが、ご参考まで。

産後の痔が悪化!30代女性の4泊5日いぼ痔の手術入院体験記~④入院前の激しい痛み~

入院の流れ

AM9:00

子供たちを送りだした後、朝9時に荷物を持って病院に到着しました。

受付にて手付金(3万円)を納め、検尿と血圧を測定します。

その後浣腸をして、排便しました。浣腸も排便も痛かったです…。

AM10:00

入院のオリエンテーション(トイレや食事室などの案内)を受け、部屋へ案内されました。

1日3000円の個室です。こぢんまりとしていますが、快適です。

ベッド・テレビ台・テレビ・ロッカー・洗面台・簡易椅子が備え付けで、トイレやシャワーは共同です。

痔用のクッションや椅子がなかったのは意外でした。円座クッション持って行ってよかった!

入院セットのパジャマやタオル等を渡され、パジャマに着替えます。タオルは毎日・パジャマは2日に1回交換です。

下着のパンツは脱いで、透けたハーフパンツのようなものを履いておくように言われました。

ブラジャーはワイヤー付きなら外すそうです。

しばらく部屋で休んでいると、10時半ごろに看護師さんが部屋に来て、手術や退院までの流れを説明してくれました。

薬は毎食後と食間に飲む必要があるそうです。

朝11時ごろに手術になるとのことで、ドキドキ…。

手術前には点滴を受けました。

 

いざ手術

AM11:00

点滴を付けたまま、トイレに行きます。そのまま手術室へ歩いて行き、点滴の種類を変えられました。

まだ先生はおらず、ヒーリング的な穏やかな音楽が流れていました。

パジャマは脱いで、下半身はさっきのハーフパンツ1枚でベッドに仰向けになります。

10分くらい看護師さんと談笑したのち、手術する先生と看護師さん2人が登場!

私の病院では、出産のときの分娩台のようなベッドでした。

足を両方に広げて、台が上がるものです。

手術台に足を乗せると、手術台がどんどん上がっていき、先生が座ったときの目の高さになりました。

分娩のときを思い出す…!

さっき履いていたハーフパンツを真ん中でジョキジョキ切られます。同時に血圧も測られました。

いざお医者さんが「チクっとするよ~」と麻酔。

色んな方のブログでは腰に下半身麻酔を打たれたと読みましたが、私の場合、肛門周辺に7か所くらい麻酔を打たれました。

これが痛くて痛くて…肩に力を入れて必死にこらえました。体はずっと強張っていたと思います。

その後肛門周辺の毛を先生に剃られました。

麻酔の温かいじんわりとした感覚が広がっていきます。

カチャカチャという手術具の音、ヌチャヌチャという内臓のような音が聞こえて、目をつぶりました。

全く痛くはありませんが、音でなんとなく気分が悪くなりました…。

手術自体は15分程度で終わり、先生が取った痔を見せてくれました。レバーのような2センチくらいの塊で、こんな大きいものがあったらそれは痛いよね…と感じました。

眼鏡をしたまま手術に臨んだので、痔をちゃんと見られてよかったです(笑)

先生が「もうこのイボに悩まされないからね!」と言ってくれたのがサイコーに嬉しかったです!

手術後に患部をガーゼとテープで固定され、しばらくしてから起き上がりました。

麻酔のせいか頭がフラっとしたので、もう少し横になることに。

本来は歩いて病室に戻るそうなんですが、車いすに乗せてもらい、病室に戻りました。

起き上がるのが難しかったので、お茶をベッド近くに置いておいて助かりました。グッジョブ手術前の自分!

11時に手術室に入り、11時15分~11時30分まで手術。11時40分くらいには病室に戻っていました。

手術後のこと

AM12:00

お昼ごはんが運ばれてきました。手術が終わって30分もしないのに…。

少し頭のボーっとする感覚は抜けませんが、起き上がり食べることにしました。

美味しそうでしたが、手術後であまり食べる気になれず、2口くらいしか食べられませんでした。

麻酔が効いているのか、痛みはありません。食後は薬を飲み、少し眠りました。

PM2:00

起きたあと、看護師さんがガーゼの交換に来てくれました。

もうテープは貼らず、軟膏を塗ったガーゼを患部に当てておくように言われました。

トイレやシャワーの都度、自分で交換します。

まだ頭はボーっとしていました。一度トイレに行くように言われ、トイレへ。

多少フラッとしますが、立って歩くことはできました。

トイレは尿だけでしたが、トイレに座っても痛くないことに感動!!(麻酔のせいなのか?)

手術前は座るだけでも激痛でした。部屋に戻り、ウトウトしてまた少し眠りました。

PM4:30

手術後、はじめての回診があります。先生に傷を診てもらい、軟膏を付けてもらいました。

シャワーは明日からOKだそうです。

PM5:30

夕食の時間です。ここからは自分で配食を取りに行きます。

お昼ごはんを食べていなかったこともあり、この夕食は完食!

円座クッションに座って食べていると、会陰切開の後のような痛みを感じました。

個室で1人の食事なので、AbemaTVのニュース番組を見ながら食べることが習慣化。

下膳も自分で行います。その後はベッドでゴロゴロしながら、子供たちはどうしてるかな~と思っていました。

PM6:30

術後はじめて便意を感じ、緊張が走りました。

手術後の排便が相当に痛いというのは、経験者のブログで読んでいたからです。

緊張しつつトイレに行くと、ガスが出ただけでした…(;^ω^)

この後にも何度か同じことを繰り返しました。

手術をして肛門が弱くなっている?のか、オナラと排便の感覚の違いが上手くつかめない感じです。

PM7:00

傷がジンジンと痛くなるのを感じます。

立ったり座ったりすることはなく、ひたすら横になって過ごしました。

PM8:00

少し痛むものの、寝ている分にはそこまで痛みは感じません。

またスマホの画面を見ても、気分が悪くなることもなかったので、YouTubeを見まくっていました。

夫からLINE電話がかかってきて、子供たちとも話しました。

まだ1日目ですが、みんな楽しそうでホッと一安心。

PM9:00

消灯時間になり、電気を消しました。

でもお昼に寝たせいか眠れず、暗闇の中でスマホをいじっていました。

両隣の個室も空いており、あまり音や光には気を遣わず(もちろん大きな音は出しませんでしたが)、ゆっくり動画や映画を見ることができる時間を満喫。

10時くらいには眠くなり、寝たと思います。その後朝までぐっすり眠ることができました。

まとめ:この日の痛みのピークは麻酔だった

手術後はもっと痛むかと思っていましたが、我慢できる程度でした。

この日一番痛かったのは、麻酔!!

勝手に下半身麻酔だと思っていたので、まさか肛門付近にたくさん打たれるなんて思っていませんでした(;’∀’)

手術も術後も痛いことがたくさんありますが、快方に向かっていく痛みだから耐えられます。

術前の悪化に向かっていく痛みとは違うように感じました。

ずーっと痛いのを我慢して生活していくなんて耐えられないですもんね。本当手術受けてよかったと思います。

30代女性|いぼ痔の手術入院体験談|入院2日目(手術翌日)の記録