こんにちは、ぽんぱです。
1人目妊娠中から7年間悩まされていた痔、ついに手術することになりました( ;∀;)
今回は、痔の手術をすることになってしまった経緯を書いておきます。
痔で悩んでいる皆様、私のようにならないように、ぜひ信頼できる病院を見つけて早期治療を受けてくださいね。
1人目妊娠で痔になる

私がはじめて痔になったのは、1人目を妊娠していた7年前。多くの妊婦さんが悩まされる便秘になったんです。
妊婦検診で便を柔らかくする薬はもらっていたものの、あまり効果がなく、何日もお通じがない日が続きました。
お腹はパンパンに張っていて苦しく、トイレに長い間閉じこもることに。
そんな日が続いたある日、排便時に痛みを感じ、トイレットペーパーでお尻をふくと血がついていました。
お尻に負担がかかって肛門が切れてしまった状態である「切れ痔」になっていたんです。
ただ血が出たり痛むのは時々だったので、恥ずかしさもあって受診はしませんでした。
そして臨んだ出産。
おしりにも圧力がかかるため、この出産で悪化しました。いつしか肛門に小さなイボができ、いわゆる「イボ痔」となります。
産後勇気を出して行った病院の対応で、心が折れる
産後はイボ痔の痛みに悩まされました。ズキズキと時々痛むんです。
「とにかく病院へ!」とネットでも育児雑誌でもよく見たものの、当時26歳の私、やっぱり恥ずかしくてしょうがありませんでした。
成人してから、内科・耳鼻科・眼科・産婦人科くらいしか行ったことがなく、肛門科は未知の領域すぎて怖かったんです。
それでも勇気を出して、近所の「内科・外科・肛門科」を掲げる女医さんがいるクリニックを訪ねてみることに。
肛門科の診察では、横になって、お尻を出します。女医さんとは言え、やっぱり恥ずかしかった…。

おしりに指を入れて触診し、中の様子を確かめてもらいました。
ここの女医さん、対応がとても冷たくて、診察後も一回も目を合わせることもなく「こんなの大したことないよ」としか言われません。
人生経験値が低い私はその対応で傷ついてしまい、「お医者さんに行っても無駄なのかな」としょぼくれました。
今思えば「1件行ったくらいで落ち込むなんて、私しょーもない!」っていう感じなんですが、産後のナーバスな時期でもあって、せっかく勇気を出して行ったのに…と本当悲しかったんです。
ボラギノールのみを使い続ける
そんなわけで、産後は楽天でボラギノールの塗り薬を購入して使っていました。
(リンク貼ろうと思いましたが、医療広告ガイドラインの改正に引っ掛かるかわからないので、やめておきます。検索してください~)
薬局で購入するのも、当時の私にはハードルが高く…(;^_^
時々イボが出てきてしまったら、おしりふきで綺麗にし、ボラギノールを塗ってやり過ごしていました。
2人目妊娠・出産で悪化
そんなこんなで特に悪化も改善もせず、痔とお付き合いを続けて3~4年、待望の2人目を妊娠しました。
このころには痔に慣れてきてしまい、薬も塗ったり塗らなかったりしていました。
妊娠自体はとっても嬉しかったんですが、

その不安は見事的中するんです( ;∀;)
押して戻すのが当たり前になってしまった
2人目の妊娠中も、便秘になってしまいました。当然痔も悪化…。排便時にはイボが出るのが当たり前になります。
最初は排便が終われば戻っていたイボも、だんだん戻らなくなってしまいました。
その状態のまま挑んだ出産。さらに痔は悪化します。
排便が終わると、イボは出っぱなしで、押さないと戻らなくなりました。
時々意識せず脱肛(イボが出てくること)してしまうこともあり、症状が進んでいきます。
出てくるイボもだんだんと大きくなってきたこともわかっていましたが、毎日触っていると感覚がマヒしてくるというか…あまり大きくなったことへの危機感も抱かずにいました。
痛みもなかったこともあり、病院には行かないままです。
急激な悪化、手術へ

はじめての痔ができてから7年。
ある日トイレで排便すると、便器が真っ赤な血でいっぱい(;’∀’)
こ、怖い!!
そして脱肛したイボを押し戻そうとしても、戻らなくなりました。イボが出っぱなしの状態です。
これがもう痛いのなんの…。
産後の会陰切開の傷のように、ずーっとジンジンヒリヒリとお尻が痛いんです。脂汗が止まらず、地獄のようです。
たまらず肛門科だけをやっている専門のクリニックへ駆け込みました。
見てもらうと開口一番「あー、これはひどい。痛かったでしょ」とお医者さん。
写真を撮って見せてくれましたが、「イッテQ」でイモトさんが言う「オリーブ」というのがまさにピッタリと言える感じでした。
私の症状を絵に書いてくれましたが、こんな感じです…。

飛び出てますね~。戻らないくらい大きく腫れてしまったイボは、先生がすごい力で押して、戻してくれました。
めちゃくちゃ痛かった…汗
私の場合出来ている位置や角度などから、日帰り手術では再発の可能性が高く、根治手術をなるべく早くと勧められました。
手術名は【脱肛性痔核 根治術】というものです。
痛みもひどいので、その場で手術を決意しました。その日は心電図と採血をし、入院の説明を受けて帰宅。
入院は3泊4日(⇒追記:入院後、傷が大きく4泊5日に変更。)、色々な都合をつけて行くことにしました。
ちょっと不安定な小学1年生の息子・私と離れたことがない3歳の娘を置いて、仕事が忙しい夫に全てをお願いしなければならないので、かなり心苦しいです…。
まとめ:とにかく早期に病院へ。良いお医者さんに出会うまで諦めないで。

痔は3人に1人はかかっている病気とも言われています。
軽く見られがちな病気ですが、私は本当に脂汗が出るくらいの痛み・苦しみに襲われました。
最初は小さな痛みでも、だんだん日常生活を脅かしてきます。
私が後悔しているのは、「女医さんだから受診するのではなくて、専門のお医者さんに最初からかかるべきだった」ということです。
はじめにちゃんと治療しておけば、こんなにひどくなることも、家族に迷惑をかけることもなかったと思います。
最初にかかったお医者さんが対応が冷たいからと言って、そこで諦めなければよかった。
専門のお医者さんは何千人と治療してきているので、恥ずかしいのはこちらだけ・最初だけです。
肛門科の専門医の探し方については、こちらのブログが参考になると思いますので、ぜひ読んでみてくださいね。
私は手術はこれからですが、手術体験記も載せていこうと思っています^^
興味がある方は、また覗きにきてください~。