契約申し込みをした「jaico GPS bot」が到着しました。
今回は、実際に使ってみた感想をレビューしてみます。
jaico GPS botの概要・料金
概要
https://www.westjr.co.jp/life/jaico.html
JR西日本が提供する、AIを活用した見守りサービスです。
この「GPS bot」を持ち歩くだけで、アプリから位置確認をすることができます。

ビーサイズ株式会社のBsize botをJR西日本が提供し、運用・保守はビーサイズ株式会社が行っています。
当然機能も料金もまったく同じなので、「Bsize bot」との違いはありません。
※2019年5月まで、jaico GPS botは本体キャンペーン価格があるので、初期費用はそちらの方が安いです。
料金
初期費用は、端末代 5,184円 + 送料 350円 = 5,534円(税込)です。
jaico GPS botは5月末まで本体端末代金キャンペーンを行っており、端末代 4,298円 + 送料 350円 = 4,648円 となっています。普段より886円オトクですね。
月額利用料金は518円(税込)で、解約手数料はありません。
またその他に追加料金(アプリ利用料や位置サーチ代など)はなし、年縛りもなし!
スマホキャリアもどこでもOK。初期費用と月額利用料金だけですべての機能を使うことができます。
商品の中身
商品はゆうパケットでポストに届いていました。

ビーサイズ株式会社からの郵送となっています。
箱のサイズもコンパクトで、マンションの郵便ポストにも楽々収まっていました。
jaico gps botが到着。ひじょーにシンプルで素敵!これ意外中身入ってない(説明は裏面に書いてあった)。
子供の見守りにgpsは大げさかなとも思ってたけど、物騒な事件もあるし何か起きてからじゃ遅いから。https://t.co/Joz65bmDec pic.twitter.com/ElzxO1KWLw
— ぽんぱ (@toppagippa) May 9, 2018
そして入っていたのは、これだけ!紙1枚すら添付されておらず、とってもシンプルです。
説明書きは裏面に書いてありました。

シンプルな製品なので、そんなに説明もなくていいですね。
BoT端末のサイズは縦5センチ×横5センチ×幅1.9センチです。


小さくてボタンなども何もないので、子供がいじる心配のない良いデザインだと思います。
使い方
充電方法
Micro USB ケーブルを差して充電します。ケーブルは付属していないので、注意が必要です。
1回の充電にかかる時間は、2時間ほどです。充電中は赤く光り、充電完了すると、緑色の光に変わります。

ケーブルは、一般的なAndroidスマホ用の充電ケーブルでOK!
IPhoneしか持っていない方は、ケーブルも別途購入する必要がありますね(;^ω^)
アプリの使い方
Bsize botのアプリをダウンロードして、ログインするとこんな画面(これはデモ画面)です。

地図を一度タップすると、大きな地図に代わります。

今いる位置が青い円で表示されます。普通のGoogleマップのように、拡大したり縮小したりも可能。
精度もかなり高く、小学校内でも教室にいるのか校庭にいるのかがわかりました。
ちなみに置かれている状態など少しも揺れないときは、現在地の更新がお休みになり、バッテリーを温存してくれます。
「移動履歴」にすると、これまで歩いてきた履歴が確認できます。

また最初の画面の右下にある「歯車マーク」を押すと、設定画面となります。

設定画面では、通知機能などの設定ができます。
「通知機能」では、自宅や学校などそれぞれで「到着したら通知」「離れたら通知」をプッシュ通知するかどうか設定できます。
通知スポットは、毎日使っているとAIがスポットを特定してくれます。もちろん自分で設定することも可能。
バッテリーが少なくなると通知してくれるのもありがたい!

また「モード」では、「頻度優先(1~2分間隔で位置を感知)」「バッテリー優先(最短3分間隔で位置を感知)」を選択可能です。

充電の持ちは、「頻度優先」なら1~4日ほど、「バッテリ優先」なら3~7日ほどとのことでした。
さらに複数人で見守ることもできます。我が家は夫・なっぱと私の2人で見守っています。
オーナーは1人で、一緒に見守りたい人はアプリからBOT IDを入力の上で「みまもりリクエスト」をして、オーナーが承認することで見守りができます。
何人増えても追加料金がないのは、良いですね。

使ってみた感想

GPSの精度は非常に高いです!
多少ずれるときもありますが、個人的には気にならない範囲かと思います。
建物内でもだいたいどこにいるかが分かりますし、学校から学童へ移動したこともわかります。
以前ミマモルメの「登下校メール」を使っていたときは「学校の到着時間と出発時間」しかわかりませんでした。
やはり通学経路も見守ることができるのは安心感が違うと感じています。
一度おかっぱを病院に連れていくため、でんぱにカギを開けて家で待っているように伝えたのですが、ちゃんと家に着いていることも確認できてホッとしました。
子供1人で外出する機会があれば、必ず持たせようと思っています。
心配していた充電についても通知が来るので、忘れずに済みそうです。
改善してほしい点
1点だけ不満な点としては、通知スポットの青い円が自分で範囲指定できないことです。
通知スポットは、AIが設定してくれたり、自分で指定したりします。
こんな風に青い円で、通知スポットが設定されます(これは例で、東京タワーを通知スポットにしてみました)。

うちは小学校の校庭に学童があるんですが、範囲が広くて、青い円の中に「通知スポット」が収まらないんです…。
画面はお見せできないんですが、こんな感じ。

学童がはみ出てます…。
そのままにしておいたら、小学校から学童に移動するときに「小学校を出発しました!」っていう通知が来てビックリしました。
現在地を確認したら、学童にいることはわかったんですがね(;^ω^)
じゃあ、学童も通知スポットとして設定したらいいんじゃない?と思って、2つ通知スポットを作ってみたんです。

円が切れてしまっててすみません(^-^;
そしたら(おそらく)学童から小学校に忘れ物を取りにいったときに、「学童を出発しました!」「小学校に到着しました!」って通知が来てしまいました(;^ω^)
この青い円を広げる方法(小学校と学童が1つの円に収まる方法)ってないのかな?と思い、サービスセンターにメールで問い合わせました。
すると翌日には、こんな内容のメールが返ってきました。
・迷惑をおかけしております、とのお詫び
・適切なプッシュ通知になるよう、サービスセンターで「通知スポット」を調整しました
・現在お客様の方では、通知スポットの円の範囲を指定することはできません
・1週間ほど試してみて、また不具合があるようならご連絡ください。日々精度改善に取り組んでいきます。
アプリを確認してみたら、確かに小学校と学童が1つの円に収まっていました!よかったあ~。
サービスも迅速ですごいな~と感心しました。
通知スポットはAIが自動で調整してくれることもあるようです。
自分で設定できれば一番楽ですが、今後の精度向上・サービス向上に期待しています(*´ω`)
注意点
申し込みにあたり、いくつか注意しておいた方が良い点もあります。
はじめて充電した日から、月額料金が発生。
月額料金が発生するのは「はじめて充電をした日から」です。
充電するときは、利用開始時に合わせた方が良さそうですね。
充電した日から1ヶ月後の日にちでの月額料金課金となるため、いつから利用しても同じ条件で利用できます。
開封後の返品は不可
未開封新品に限り、返品を受け付けています。
開封後の返品は不可で、解約の扱いとなってしまいます。
サービスの一時停止は取り扱いなし
一定期間使わない場合でも、サービスの一時停止は取り扱っていません。
長期間使わない場合は、月額料金を払い続けるか、一旦解約して再度新規購入するかとなります。
解約した場合、BoT端末は再利用不可能
サービスを解約してしまうと、BoT端末は再度利用不可能となっています。
再契約時には、再購入の必要があります。
解約したBoT端末は返却の必要はなく、ゴミとして処分することになります。
まとめ:月518円(税込)で、この安心感は買い

いくつかの注意点はありますが、私は購入してよかったと思います。
通学や外出先の確認に使うのはもちろん、旅行先で別行動をするときもあるので、そういうときも持たせようかなと。
とても精度も高いし、アプリも直感的で使いやすいです。
私がGPSに求めるものはすべて備わっていて、お手頃価格なので買ってよかった(#^^#)
これから行動範囲も広がってきますが、小学生低学年の間はこれを持たせて見守っていきたいです。