【ゲンキの時間】医師100人に聞いたインフルエンザ予防方法まとめ(2018年12月)

インフルエンザが猛威を振るう季節になりましたね。

先日放送された【健康カプセル ゲンキの時間】で、最新のインフルエンザ予防方法について特集がありました。

インフルエンザにかからず元気に冬を過ごせるよう、放送された予防法をまとめておきます!

医師100人が教える正しい予防方法

室内でも、マスク着用

一般の人は、周りのウイルスを吸わないようにマスクをつけていると考える方がほとんど。

ほかの方からの飛沫(ひまつ)感染を防ぐ目的ですよね。

しかし医師がマスクをつけるのは、違う目的があります。

不特定多数の人がよく触る場所には、ウイルスが付着します。とくにドアノブなどの金属やプラスチックは、長い時間ウイルスが残りやすいのだそう。

いったん手についたウイルスは、無意識に鼻・口をひんぱんに触ることで、体に取り込まれてしまいます。

医師はこの接触感染を防ぐために、マスクをつけているのです。

顔を触らなければ、感染が防げるとのこと!

屋外だけでマスクをつけるのではなく、顔を触らないよう、なるべく会社などの室内でもマスクはつけておきましょう^^

手洗いをこまめに

医師は、基本的に患者1人1人を診察する前に手洗いをしています。

私たちでもこまめに手洗いをするのが理想ですが、とくに手洗いをしてほしいのは、こんなとき。

  • 通勤で会社に着いた後
  • 外出後・食事前
  • 帰宅後

一日のうちでポイントを決めて手洗いを習慣化することで、インフルエンザ予防効果が期待できます。

せっけんをつける方が良いですが、流水でも十分効果があるそうですよ。

流水のみの手洗いを15秒すると、ウイルスが100分の1に減少するという報告もあります。

お風呂も効果あり

体をあたためることにより、免疫力があがり、インフルエンザ予防効果がアップ。

ウイルスを洗い流すこともできるので、帰宅後すぐの入浴がおすすめだそうです。

うがいは、インフルエンザ対策としては根拠がない

意外ですが、うがいは科学的にインフルエンザ予防効果は証明されていないのですって。

インフルエンザウイルスは、鼻や喉の粘膜から細胞に侵入するまで、数分~20分程度。

細胞に入ってしまうと、うがいをしても手遅れなので、1日数回程度のうがいでは効果が期待できません。

ただ口の中をキレイにすること自体は良いことで、通常の風邪予防についてはうがいの効果が科学的に実証されているそうです。

インフルエンザワクチンは打っておく

医師の見解によると、インフルエンザワクチンは打っておくほうが有効。

もしかかってしまっても、重症化を防ぐことができます。

▼こちらの記事も参考に。

それでもインフルエンザにかかってしまったら

対策をしても、インフルエンザにかかってしまうこともあります。

今は良い薬が出ているので、早めに病院で薬を処方してもらいましょう。

検査で陽性反応が出なくても、インフルエンザの可能性がある場合、薬をもらうことができる医療機関もあるようです。

たとえインフルエンザでなかった場合でも、家族などの感染者からの感染予防の効果もあるため、薬の処方については特に問題になってはいないとのこと。

インフルエンザにかかりやすい原因は、「口呼吸」

口がぽかんと空いている。それがインフルエンザにかかりやすい原因

いつも口が開いている状態の人っていますよね(私もです)。

そのクセ、インフルエンザにかかりやすくなってしまいます。

口がいつも開いている

口の中が乾燥

唾液によるバリア機能が低下

ウイルスがダイレクトに喉の粘膜に侵入

インフルエンザに感染しやすい

口呼吸はデメリット大なので、早めに直しましょう…。

無意識に口が開いてしまう原因は、筋肉の衰え

口が開いている人は、ほとんどの場合は無意識。

ではなぜ、口が開いてしまうのか。

口周りの筋肉や舌の筋肉が衰えて、ベロが下がってしまう。その結果、口がポッカリ開いてしまうのです。

本来、舌は上あごの裏についているのが、正しい状態。

また眠っているときは、筋肉が緩み、口が長い間開きやすいです。

朝起きて喉が痛い場合、寝ている間に口が開いている可能性大!

私も寝ている間、口が開いているので、今は口呼吸防止テープ「ねむるん」を使っています。

いろいろ試しましたが、「ねむるん」が貼り心地よく、はがれにくくて良かったですね♪

普段の生活では、舌を上あごの裏に意識してつけるようにしています。

「あいうべ体操」で、口周りの筋肉を鍛えてインフルエンザ予防!

では口呼吸をやめ、鼻呼吸をするためには、どうしたらよいか?

それに効くのが、「あいうべ体操」!

こちらは別の番組のYoutubeですが、やり方は一緒です(2分10秒ごろから、体操のやりかた)。

大きくお口を あ

横に開いて い

お口をすぼめて う

舌を出して べ

口を大きく動かすことで、口周りや舌の筋肉を鍛えるのです。

この「あいうべ体操」を導入した小学校・保育園では、インフルエンザに感染する園児が激減したのだとか!

いびき改善にも効果ありとのことで、私もさっそくはじめました。

まとめ:口呼吸は早急に直す必要あり。

やっぱり口呼吸はデメリットだらけということを、改めて実感しました。

口がぽかんと開いてしまっているのも、ちょっとみっともないですしね( ;∀;)

「あいうべ体操」で筋肉を鍛えて、インフルエンザ予防がんばりたいと思います!