こんにちは、ぽんぱです。
息子でんぱに発達障害の疑いがあるとわかった3歳過ぎから7歳になった今まで、発達障害関連の本やブログをたくさん見てきました。
でもたくさん読みすぎても頭でっかちになってしまいます。たくさん読んだ中で「これを何度も読もう」と思ったもの以外は捨てました。
本当に大切なことは目の前の息子が教えてくれることが多いので、本は息子を知るための手段のひとつなんですよね。
普通学級(保育園・幼稚園・小学校)に通う発達障害の子を持つ保護者の方にオススメの本をまとめておきます。
アイキャッチ画像は我が家の本ですが、ほぼ子供にカバーはがされております…( ;∀;)
『発達障害の子どもを伸ばす魔法の言葉かけ』
有名な本ですね。ABA(応用行動分析)という療育方法に基づいた言葉かけを紹介した本です。
日常生活の中で子供の社会性や言語能力を伸ばしていくような関わり方を勉強することができました。イラストも多く、構成もわかりやすいです。日常生活に根差した言葉かけが多く、すぐに実践できるものばかりでした。
我が家では特に「タイマーを使った予告」が効果絶大でした。でんぱはグズグズしてなかなか行動しなかったり、テレビを終了するときにかんしゃくを起こしてしまうことが多かったです。タイマーを使うことに慣れると、「終わりの時間」を意識することができるようになりました。
余談ですが、ずっとダイソーで200円で買ったタイマーを使っていたんですが、時間を設定するときに「ピピピピ…」という音が鳴りっぱなしでうるさかったです。「テレビ30分ね」と言って「ピピピピ…」と30回分の音がしてました(;’∀’)
最近Amazonで10分・1分・10秒ごとに設定できるタイマーがあるのを知って即購入しました。
残り時間10分になると「ピピッ」と1回、残り時間5分になると「ピピッピピッ」と2回鳴ってくれるのも助かります。これまでは「あと5分だよー!」と私がお知らせしていました(;^ω^)
ボタンを押したときの認識が少し遅いため、ゆっくり押す必要はありますが、買って良かった一品です。
『発達障害&グレーゾーンの3兄妹を育てる母の毎日ラクラク笑顔になる108の子育て法』
3人のお子さん全員に発達障害(グレーゾーン含む)がある「楽々かあさん」こと大場美鈴さんの本です。とにかくアイデアがもりだくさん!接し方からおでかけ・家の中まで、子供と楽しく笑顔で過ごすための工夫が盛り込まれています。
どこかで「発達障害の子育ては、普通の子育てを丁寧にするだけ」と聞いたことがあります。この本は普通の子育てを少し工夫して丁寧にかみ砕いたような本なのかなと思います。
また「育児を頑張りすぎているときの対処法編」も参考になりました。子供をサポートするママが疲れ切ってしまったら大変。できるだけ手を抜きましょうね、という優しいアドバイスが染みました。
「どんな子もぐんぐん伸びる120の子育て法」という続編も出ています。
『発達障害の子を育てる58のヒント』
子供が3歳のときに買いました。読み始めてまずドキッとしたのが「様子を見る、というのは何もしないということ」という一文でした。
当時は保育園の先生から発達のことを心配されていたものの、私もまだ受け入れられず、3歳半検診でも「お母さんの心配しすぎだと思いますよ。様子を見ましょうね」で終わってしまっていました。
でもそれって、結局何もしていない。自分が動かなくちゃ何もならないんだ、と気づかされました。
発達障害について書いた本はたくさんあっても、学校との向き合い方、夫や保護者同士の付き合い方など、毎日の生活に根差した情報をくれる本は多くないです。
この本はそんな「保護者目線」で書かれた先輩ママのアドバイスが詰まっています。
『発達障害の子どもと上手に生き抜く74のヒント』
先ほどの本の続編。これは小学校に入る前に読んでおいて本当によかったです!小学校の6年間を生き抜くためのヒントがたくさんありました。
きれいごとばかりではなく「残念な先生の見分け方は?」なんて現実的に役立ちそうな情報も。読みやすい文で、先輩ママが気軽に相談に乗ってくれているような気持ちで読むことができます。
これを読んで、「小学校生活を楽しめなくてもいいから、なんとかしのいでいこう」という気持ちになれました。楽しまなくちゃ、と思うとそれはそれで負担なので、そのくらいの気持ちでいいかなと思っています。
『発達障害の子の子育て応援BOOK』
eduという雑誌の増刊です。本屋でたまたま見かけてフラッと買いましたが、よく読み返しています。この本でアマミモヨリさんを初めて知り、その絵のかわいさと内容の共感具合にハマってしまいました。
医師、先輩パパママ、支援学校の先生など色々な方が寄稿しているので、いろんな視点から見ることができたように思います。内容も押しつけがましくなく寄り添ってくれるようなものばかりでした。
100ページないくらいの雑誌なので、読みやすいです。もうすぐ小学生になるお子さんをお持ちの保護者の方に特にオススメしたいです。
まとめ

発達障害関係の本、ここ最近で本当に増えましたよね。テレビでも特集されることも増えて「発達障害」という言葉は広がったように思います。
また発達障害の子育てを経験した方が、本やSNSなどでそのことを発信してくださることも増えました。
なかなか発達障害育児を身近で相談できる人がいない私にとっては、その本やSNSが相談相手です。本当にありがたい。
先輩方の知恵を借りて、小学校生活も乗り切っていきたいなと思います!