こんにちは、ぽんぱです。
小1の息子・でんぱには発達障害があり、発表は大の苦手。
3月は学童卒業会がありましたが、1人ずつ読む3年生への手紙を読むことができず、欠席となりました。
学童の卒業式、手紙を読み上げられない。
ふだんは楽しく学童に通っているでんぱ。
学校に行きたくない日はあっても、学童には行きたいと言うくらいです。
卒業式の前日、先生からお電話が。
学童の卒業式が行われる前日、学童の先生から私に電話がありました。




学校の発表会でも、1人での発表は泣き出してましたし、今回も1人ずつ手紙を読み上げる場面では、できないようです。

なんとスモールステップで、ちょっとずつ負荷をかけて練習してくださってたようです( ;∀;)

これまで練習も頑張ってましたし、とても良い手紙で、3年生も喜ぶと思います。
友達も応援しているので、明日の朝もし「行きたくない」と言っても、背中を押して送り出してもらえませんか。
よろしくお願いします。

でんぱのような子を、一生懸命ご指導くださる先生たちには本当に頭が上がりません。
頑張って、でんぱにも自信をつけてくれようとしています。
先生とお話して、私も明日は何とか行かせようと思いました。
前夜から「おなかが痛い」
先生から電話があったことは、プレッシャーになるといけないと思い、でんぱには言いませんでした。
でも夕方から、でんぱの調子はおかしかったです。

かなりプレッシャーを感じているようでした。

これは明日、きっと「行けない」って言うことへの布石なのでしょう…。
でも何とか行かせよう…と心の中では思っていました。
当日朝、どうしても行けない
当日の朝、やっぱりでんぱは体調不良をアピールしてきました。

予想通りの展開でしたが、私も何とか行かせようと、必死。


本当は3年生好きなのに( ;∀;)


とまあ、ことごとくネガティブアピールが止まりません…。
出発時間を過ぎても、着替えもできません。
私の思うことをそのまま話してみました。

でんぱが学童で、手紙を頑張って書いたんでしょ?それを最後に3年生に伝えてほしい。
でもそれはお母さんが思っていることで、一番大事なのは、でんぱの気持ちだから…
でんぱはどうしたいか、教えてくれない?
でんぱは、泣き出してしまいました。

でも恥ずかしい…できない…
嫌なやつもいる…だから行けない…
どうしても行けない…。
先生も応援してくれていましたが、やっぱり無理そうです。
無理やり連れだしても、きっと手紙は読めなくて、また自信をなくして…そんなのも辛い。
その日は、欠席することにしました。
先生にはとにかく申し訳なくて、欠席連絡はつらかったです。
先生は来るだけでもいい、どれだけ遅れても良い、迎えに行きましょうか?とも言ってくれましたが、でんぱはすべてを拒否。
わざわざ練習もして電話もくれたのに、先生方の努力を裏切るようで、とても辛く申し訳なかったです。
でんぱみたいな子を、見捨てずにずっとサポートしてくださったのに。
「力はあるので、何かのきっかけがあれば、できるようになりますよ」と、声もかけてくれました。
本当にありがたい…それだけに申し訳なさが募りました。
厳しくするべき?できないことから逃げ続けてもいい?

休むことになったでんぱは、とっても元気です。
わがままを言いまくり、自由気ままにふるまっていました。
勝手ですが、それが余計につらく感じてしまいました。
「発表はできないのに、妹をいじめる元気はあるんだね」
「おなかが痛いって言ってたけど、おやつはいっぱい食べれるんだね」
そんな意地悪な考えが、頭をめぐってしまいます。
頭ではそれはそれ、これはこれとわかってはいるのですが。感情がついてきません。
今は「嫌なことから逃げろ」ってよく言うけど、これからずっと発表から逃げ続けて良いのかな。嫌なことは何ひとつしなくて良いのかな。
厳しくしたら、成長するっていうことは絶対にないのかな。
みんなにどんどん置いていかれているようで、もうどうしてよいのかわかりません。
親としては、つらいし悲しい。

親として正直な気持ちは、ただ悲しいです。
だれも悪くないけど、ただ上手くいかない。
一生懸命考えて、私ともコミュニケーションを取りながら、指導してくださっている先生。
息子を心配して眺める私たち夫婦。
そんな期待を受けてがんばりながらも、結局できなくて自分を許せない息子。
みんなそれぞれの立場で息子を支えて、息子も「発表をしたい」って思ってる。
でも、できないんです。
みんなが頑張っても、息子が頑張っても、超えられない何かがあるのかもしれません。
時間に身を任せて、解決できるのかもしれません。
でも、今は何もわからなくて。
できなくて泣いている息子を見るのは、とても悲しいです。
まとめ:信じ続けるのも、諦め続けるのも、難しい。

息子のことを「できないことなんてない」と信じ続けるのも、「できないのだから、諦めよう」と思い続けるのも、私はどちらもできなくて。
中途半端なフラフラした気持ちを、息子に対して抱き続けています。
普通の子の何倍も、辛い思いをして一生懸命練習すれば、普通の子みたいにできることもあります。
じゃあこの子は一生、辛い思いをして頑張って頑張って「普通」に辿りつかないといけないのかな?
そう思うと何が正解で、何が間違っているのかが分からないんですよね。
とにかく息子の育児は、難しいことが多くて、悲しいことが多くて…
心が間に合わないことばかりです。
卒業式で読み上げる3年生への手紙、とてもよく書けているんですよ