こんにちは、ぽんぱです。
GWが明け、5月も下旬に入りましたね。
我が家の息子・でんぱは、入学当初のワクワクドキドキが落ち着き、小学校生活にも少し慣れてきたようです。
4月は「慣れない疲れ」が出ていたけど、5月は「慣れてきて疲れている」ような感じ。
小学校1年生でんぱの5月について書いてみます。
Sicilyさんのツイートに共感
今回の記事を書こうと思ったのは、Sicilyさんのこのツイートがきっかけ。
たぶん、保護者が最初にしんどいなあと実感するのが今くらいの時期だと思う。GWまではわけわかんない感じで過ぎていくんだけれど、そろそろ新学期のスタートダッシュが終わって、落ち着くところは落ち着いてくる時期なんだけど、不安な子はいっそう不安になって行動にも出始める。
— Sicily (@callmesicily) May 14, 2018
まさに今の我が家のことだなあ…と。
がむしゃらに頑張っていた4月の緊張が切れて、学校生活に順応できる子とそうでない子がちらほら出てきます。
学校生活が日常になってきたからこその不安や疲れを感じているのではないかと思います。
GW明けの5月・息子の様子
5月になって小学校・学童に通うでんぱに、ちょっと変化を感じるようになりました。
今月起こった出来事や様子についてまとめてみます。
学童でパニックを起こす

先日はじめて、学童でパニックを起こしました。
ちょっとした作業が上手くいかずパニックとなり、部屋の片隅で泣いていたそうです。
学童の先生が手伝ってくれて、なんとか落ち着きました。
このことも丁寧に連絡帳で教えてくれ、「今後○○していったら良いでしょうか」と改善案まで考えてくれる学童の先生…もう素敵すぎて( ;∀;)ありがとうございます。
あとは、学童登所拒否未遂?事件もありました。
どちらも5月に入ってからの出来事です。
今のところ小学校からは特に連絡はなく…何とかうまくやっているのか、先生が伏せているだけなのかわかりません。
家庭訪問のときに先生から「もしパニックになったら、この部屋で落ち着きましょう」という提案はあったので、何かあれば連絡してくれるかな?とは思っているのですが(期待しすぎかしら)。
保育園のときと違うのは、「うまくいってるときに、うまくいってるかどうかがわからない」ことですかね。
お迎えに行って先生とも気軽に話すこともありませんし。なかなか様子がつかみづらいです。
夜20時には寝落ち

5月に入ってから、毎日のように20時に寝落ちしてしまうようになりました。
朝はだいたい6時前後に起きてくるので、毎日10時間くらい寝ています。
17時30分に帰ってきて、晩御飯・宿題・お風呂・歯磨きとバタバタしていると、力尽きて寝てしまうようです。
ドラゼミ解約しましたが、継続しててもドラゼミまでは手が回らなかったかな(;^_^A
宿題にこだわり

何かとこだわりの強い自閉症スペクトラムのでんぱ。
宿題でもそのこだわりを発揮!ひらがなの書き取りがなかなか終わりません~( ;∀;)
一文字書いてはこうじゃないと消し、また書いては消し…という感じです。
こだわりたくてこだわっているわけではないので、何とも対応が難しい。
書き順を歌いながら字を書いてみたり、何かの動物に例えてみたり、工夫しつつ一緒に取り組んでいます。
持ち物への不安
「みんなと違う持ち物」には、すごく不安を感じているようです。
以前、学校で配布された新品の絵具セットを持ち帰り、記名してから学校へ持っていくようにプリントで通知されました。
翌日には記名して持たせたんですが、朝送り出してから数分して戻って

と若干パニック状態で飛び出していきました。
お友達が持ってきてないだけでしたが、「自分しか持っていない」ということにプチパニックになっていたようです。
帽子の件もあったし、何かと「みんなと一緒」で安心するのかなあ。わからぬ…。
親が思う大変そうなポイント
5月に入り、でんぱも疲れが出てきています。
親としては「このへんが大変そうだな…」といくつか感じたポイントがありました。
先生も厳しい指導法を取ることがある

一度PTAの用事で学校に行った際、ちょうどでんぱのクラスが校庭で体育の授業をしていました。
バレないようにそっと覗いていましたが、意外と先生が厳しくビシッと指導をしていたことにビックリ。
普段は温和で優しそうな先生ですが、小学校1年生の子供たちに指導するには、ビシッと言うことも必要なのだと思います(怒鳴ったり威圧することはなく、「こうします!」とキッチリ指導していただけでした)。
でもきっとでんぱは、こういう「ビシッとした雰囲気」って苦手だろうな~…と。
ちょっと怒られると「自分を全否定された」という気持ちになりがちのでんぱにとっては、なかなか大変な場面ではないかと思います。
今のところそこまで心の負担にはなっていないようなので、様子見です。
小学校滞在時間が長くなった
4月は週を追うごとに、小学校の授業時間が増えていきます。小学校の慣らし期間という感じでしょうか。
慣らし期間が終わった5月になると、14時30分までの授業でほぼ固定されました。
勉強することが増え、授業に集中する時間が伸びたことで、疲れを感じているのではないかと思います。
宿題が増えた

4月は、プリント1枚だけの日が多かった宿題。
5月になって増え、毎日プリント2枚+音読の宿題が出るようになりました。
要領の良い子がやれば10分もかからない宿題ですが、でんぱは書いては消し…ということを繰り返しているのもあって、30分以上かかってしまうこともザラです。
あまり負担になるようなら、先生にお願いして、ちょっと宿題を間引いてもらうことも考え中。
交友関係が広くなった

でんぱから小学校のクラスや学童のお友達の名前を聞くことが増えました。
新しいお友達が増えて楽しい反面、頭をたくさん回転させて、お友達の名前や付き合い方を覚えていっている様子。
はじめての人と付き合うのって大人でも疲れますよね。家では安心してダラーンとしちゃうみたいです。
親も余裕がない…

5月になり、PTA総会・旗振り当番・地区集会・親子会などいろんな行事や役割が動き出しました。
宿題を見る・忘れ物がないかチェックする・連絡帳やプリントのチェック、といった小さな日々の積み重ねが少しずつ負担に感じます。
明日までにこれはしておかないと!っていうことには、どうしても気が急いてしまいます。
仕事も家事もあるので、なかなか余裕が持てない毎日で、大らかに子供を見守ってあげられてないかもしれません。
まとめ:「行って帰ってくるだけで100点」
【108の子育て法】の中で、こんな風に書かれていました。
感覚な敏感な子ども達にとっての学校や保育園は、花粉症の人にとってのスギ林、妊婦さんにとっての満員電車のようなものだと想像してみて下さい。
つらいし、疲れるし、不安になります。
(中略)私は、多少ぶつぶつ言いながらでも、うちの子達が学校に行くだけ、幼稚園に行くだけでも、充分よくガマンし、充分よく頑張っているといつも思っています。
トラブルがあろうが、忘れ物をしようが、テストが白紙解答だろうが、給食を残そうが、行って帰ってきただけで、まずは100点満点です。
「行って帰ってきただけで、100点満点」本当にその通りだと思います。
たくさんやるべきことがある小学校生活、一番疲れているのは本人です。
「今日も頑張ったね」と家族が接するだけでも、子供は家庭で安心できるのではないでしょうか。
子どものことを大事に、その子供を大切にできるように自分も大事に、この5月も乗り切っていきたいです。