こんにちは、ぽんぱです。
息子・でんぱはこれまで1日だけ休んでは学校に行き…ということを繰り返していましたが、1学期最後の週になって、連日休みました。
休みが続くことでますます私は身動きが取れなくなり、休めば元気に過ごせる息子のことを、うとましく感じてしまうことも。
母親としてこんな気持ちになってしまうことが、とても情けなく辛く感じました。
また学校に行かせないことについて、夫といろいろな意見の食い違いも生じるように。
夫婦で、今どのように不登校に向き合うのか話し合いました。
不登校が加速

これまでは時々1日休めば、次の日は元気に登校できていました。
でもこのところの異常な暑さ・夏休みに向けての重い荷物の持ち帰り・ついていけない授業…いろんなことに疲れが出たようです。
朝、急に「今日は行けない」という日が増えました。
毎朝ギリギリまで行けるかどうかわからず、登校時間前には親子ともグーっと重たい気持ちになります。
行くための準備は全部整っていても、行くでんぱの気持ちが整わなければ、どうしようもありません。
結局7月は半分ほど学校をお休みしました。
不安定な私の気持ち
母として支えなければ、と思うものの、気持ちがぐるぐる回ることも多いです。
「大らかに」「好きなことをさせよう」と思う時もあれば、「もしかしたら明日は行けるかもしれない」「行かせれば楽しいのかもしれない」なんて身勝手な考えがよぎってしまうことがあります。
矛盾だらけの考えもたくさんありますが、こんなことを思っていました。
何もかもが無駄のように思えてくる

でんぱが学校に行けない日が続き、在宅ワークもパートもなかなか調整が上手くいかないこともあります。
私の能力の問題ですが、家に子供がいるだけで集中できず、在宅ワークを上手くこなせないんです。心がザワザワして、うまく切り替えられません。
ずっと前から入れていた予定も、1人で不安になるでんぱを置いていくわけにはいかずキャンセルに。
持っていくかもしれないと作るお茶もお弁当も、一緒に付き合う明日の持ち物準備も、結局役に立たず…いろんなことが無駄に思えて、自分だけが空回りをしているような気分で辛くなります。
朝のでんぱ次第でいろんな予定がダメになったり、何も自分で決められないので無力感を感じてしまいました。
学校に行き、楽しそうな子供たちが眩しい
休みが続いてしまい、連絡帳をお願いしていたお友達からも「また?」とちょっと面倒そうな様子…(そりゃそうよね)。
本当に申し訳ないですm(__)m
あまりに休みが続いてしまったので、先日私が小学校まで出向いて届けてきました。
学校ではたくさんの小学生が、楽しそうに駆け回っています。
もちろんお友達は小学校に行っているのはわかっていますが、いざみんなが楽しそうに過ごしている様子を見ると

その日は夏休みの宿題も持ち帰る必要があったので、また取りに行くことに。自転車が壊れて修理中なので、徒歩で行くしかありません。
熱い中、小学校まで朝と夕方の2往復をして、さらに保育園の送り迎えでも2往復して…とヘトヘトになってしまいました。小学校と保育園がまったく逆方向なので、この猛暑は体に応えます。。

(ちなみに先生に相談したら、電話での欠席連絡OKになり、今は少し気楽です。)
自分の内面の弱さを突きつけられる毎日

これまでずっと、子供が「学校に行きたくない」と言ったら休ませよう、と思っていました。今もそうしたいと思っています。
ただ休ませた日の
- 仕事の調整
- 無駄になる水筒のお茶・弁当・持ち物
- 学校と学童の欠席連絡、電話
- 遅れた勉強を取り戻すこと
- 1日一緒に過ごす負担
を考えると、どうしても心が重くなってしまいます。
まあお茶や弁当は無駄にはなりませんが(お昼に家で食べるので)、最初から休みとわかっていれば、早起きして弁当を作る必要はないのでね…。行くかもしれないと思うと、作るしかありません。
でんぱが「もしかしたら行けるかも」という朝は、私も行かせようという気持ちが働いてしまいます。でんぱに「今日は行けない」と言われたとき、思わずため息をついてしまったこともあります。人間の小ささが情けなくなりました。
辛いのはでんぱなのに、私の気持ちででんぱを動かそうとしてしまう自分がいます。
夫との話し合い
うちの夫・なっぱは、基本的に優しい人です。
ただ根本の考え方や目指すところは同じでも、やり方・方法については意見が合わないこともしばしば。
学校を休んだ日の過ごし方について
2人とも「学校は無理に行かなくていい」「やりたいことができる人に育ってほしい」という思いは一緒。
でも、休んだ日の過ごし方については

好きなことを好きなようにして、過ごしてほしい。
ずっと一緒に過ごす私は、正直精神的に厳しいときもあるけど、それはこっちで何とかするしかない。

もう少し厳しくすべきじゃないか。
学校に行かなくてもいいけど、どこか外に出かけたり、家にひきこもらせないことが大事。
ぽんぱに負担がかかりすぎてるし、色んな人と過ごす時間を作ったらどうか
と意見が合いません。
気づいた、性格のちがい
1時間ほどじっくり話す中で気づいたのが、私となっぱの性格の違いです。
私とでんぱは性格が似ていて、悲観的・心配性・慎重・インドア派。
なっぱとおかっぱは逆に、楽観的・何とかなるさ・アウトドア派ですね。
「やりたいことをやれば良い」とは言うものの、夫・なっぱからすると

いろんな人と会ったり、場所にでかけたり、やりたいことの種まきが必要。
そうやってやりたいことって見つけるんじゃないの?
私にとっては、

外に出ると消耗する感じがするから、それを取り戻すために、家でゴロゴロする充電時間が必要。
そうやって体力・気力を回復したあとに、ポッとやりたいことが出てくる
お互いの性格・気質が違うから、理解できてない部分があるんだなと思いました。

俺は種まきをたくさんする人、ぽんぱはちゃんと整地が必要な人って感じか
今の我が家の方針が決まる
最終的には

俺は完全に理解できないところもあるけど、もう少し見守っていく。
2学期になっても行けなかったら、フリースクールとか合う場所探すのもいいかもね。
自分とは違う考えを柔軟に受け入れてくれるなっぱには、感謝しています。私は頑固なところがあるので、自分の考えにこだわってしまうところがありますが、歩み寄らないといけないですね。
1学期はもう終わりますが、夏休み後はまたどうなるかわかりません。
当面は
- 好きなことをするでんぱを見守る
- 私が煮詰まらないように、時々は1人で外泊推奨(やったー!!)
- 夏休みの学童や2学期の学校で行けない日が続いたら、ほかの居場所の確保を検討する
という方針になりました。
まとめ:家族・夫婦を見つめなおす機会になりました。

こんなになっぱとたくさん話し合ったのは久しぶりです。
仕事で忙しくて眠いなか、深夜に起きて話してくれました。
私自身の弱さもあって、学校に行けないでんぱを受け入れたようで受け入れられていないようなフラフラした状態でしたが、話し合ったことで少し落ち着いたように思います(とはいえ、まだフラフラしますが)。
今回の不登校の一連は、いろんなことを考えさせられました。
元気に学校に行けることはもちろん素晴らしいですが、それが合わない子もいます。親の私も、理想の親になることができない自分に、葛藤しました。
それでも自分たち家族にあったやり方が見つかれば、家族が幸せに暮らせれば、それが一番ですね。
子供たちから毎日いろんなことを教えてもらっています。まだまだ揺れ動くこともあるし、不安定にもなりますが、家族みんなで乗り越えていきたいなと思いました。