息子が完全不登校になり、まるまる3か月。
少しずつ学校に行かない日常に慣れてきました。
不登校が始まってからはとにかく息子の居場所探し・各所への相談・仕事との両立などに毎日必死で、家計のことは放置してましたが…
少し落ち着いて家計簿計算してみたら、あまりの支出の増えっぷりにビックリ!
不登校って、本当にお金がかかる!!!(愕然)
完全不登校になった初期は、親もちょっとパニック状態で、色々お金かけすぎたな…と思うところもあります。
不登校にかかる(かける)お金は家庭それぞれですが、とある1例として我が家はこんな支出が増加してます。
増えた支出①フリースクール 36,000円

フリースクール、仕方ないとは言え高いですよねえ…。
だいたい全国平均でも月3~4万円のようです。
フリースクール自体が多くはないので、自宅から遠いと多額の交通費がかかる場合もあり、さらに出費がかさむことも。
不登校児の2%ほどしかフリースクールを利用していないというのも頷けます。
うちの息子が行ってるのは、授業などがない自由なスペースとしてのフリースクールです。
本人の希望はもちろん、親としても同年代の子供たちとの交流場所・昼間の居場所が欲しかったことから入校させました。
今のところは本人も楽しく通ってくれているので、そこはとても良かったと思うのです。
…が
親としては正直「月36,000円も出して、居場所の確保しかできていない」という現実にちょっと心打ちのめされ気味でもあります。。
このままずっと通えば、フリースクール代だけで年間43万円。
その分貯金ができないわけで、将来もし大学進学などを希望する場合、ちゃんとお金を出してあげられるのか…とても不安です。
増えた支出②通信教材 8,200円

上に書いたように、息子のフリースクールではいっさい授業がなく、学習は家でやるしかありません。
最初は学校の教材などを使いながら、自宅で勉強していこうかとも思っていました。
でも学校の教材って、当然ながら「学校で先生が教えてくれること」が前提に作られているので、シロウトの私が教えるのはかなり至難の業でした。
しかも理解が遅いし、お互いイライラして親子関係が悪化しそうなので、断念。
今はすららというタブレット教材を使い、勉強しています。
不登校&発達障害の子に向けても作られているので、自閉症のある息子でもそれなりに勉強できている様子。
今は小学生4科目(国語・算数・理科・社会)の4か月継続コースを利用しており、およそ月8,200円です。
あと入会金が1万円かかりました。
息子入会した翌月の8月は入会金無料キャンペーンやっていたので、悔しかったです( ;∀;)

タブレットも推奨のipadを買ったので、初期費用だけで5万近くかかってますね…汗
増えた支出③食費 6,000円

不登校になると、3食すべてを家で賄わなくてはなりません。
そのため食費が1万円ほど増えました(学校給食を止めたので4千円浮いて、差額で6千円増えてるという感じ)。
食事の支度にかける時間と心の余裕がなくなり、外食や総菜に頼ることが増えたというのが大きいです。
仕事終わりに学校・スクールカウンセラーとの面談や電話、教育委員会などへ相談、自分の子が行けないのに強制のPTA活動で心削られ、不登校支援先を探して、通信教育調べて…といったことしてると、食事の準備まで手が回らなくて。
毎日お弁当を作るのでその分の食材費もありますね。
増えた支出④光熱費・交通費・本代・親のメンタル維持費 ?千円

月により変動があるので、単純比較できないのですが、明らかに増えたよな?という費用です。
単純に家にいる時間が増えるので、光熱費がアップ!(フリースクールは通常の学校よりも、開校時間短めです)
家にばかりいてもなと意識して連れ出すので、交通費もアップ!
何か少しでも興味があるものをと色々本やマンガも揃えて、本代アップ!
親も何かとストレスが溜まりメンタルがやられてくるので、生き延びるためのリフレッシュ代アップ!
…といった具合です。。
その時は目の前のことに必死で、お金のことは二の次になっている感じです。
まとめ:できることはしてあげたいけど…

改めて書いてて、ぞっとするほどお金がかかってます!!
ちょっと落ち着かないと…ダメですね。
できることはしてあげたいですが、月5万+αの支出は、完全に我が家のキャパを超えています。
少しずつ落ち着きを取り戻してきたので、かけられるお金をちゃんと考えて、かけるべきところも選択していかないといけないなあと思います。
下の子もいるので、不登校の上の子だけにすべてを注いではいけませんし…。
仕事はなんとか続け収入アップの道を探りつつ、家計のスリム化に取り組めるところは取り組んでいこうと思います!
以下8/30追記:カウンセリングルームをされている臨床心理士さんが、不登校の子どもの家庭の経済的負担について詳しく書いてくださっています。
とても参考になるので、ぜひ!
そういえば我が家も使ってない学校の教材費やら学年費やらもそのまま支払い続けてるな~…。
こういう「使わないのに払っているお金」もあるのも、不登校家庭の辛いところです。。