こんにちは、ぽんぱです。
家計の節約の一番の悩みの種だった「夫婦それぞれがいくら使っているかわからない問題」を解決すべく、8月からクリアファイル家計簿を導入してみました。
1か月試してみた結果、効果はありましたが、それなりに面倒くさい方法だなというのも感じています。
メリット・デメリットをまとめてみました。
クリアファイル家計簿のやり方
生活費を1日単位でクリアファイルに入れて、その分だけを使うようにします。
本来のやり方とは少し違うところもありますが、我が家ではこんな風にしていました。
食費・生活費

日付を書いた紙をクリアファイルに差し込み、その上に予算の金額を入れておきます。
食費・生活費として偶数日⇒3,000円、奇数日⇒2,000円と設定しました。
ざっくりですが、我が家で毎月現金で使う目安はこんな感じです。
- 食費(外食費込み) 50,000円
- 雑費 15,000円
- 子供費 10,000円
この合計7万5千円÷30日=2,500円を1日の予算としました。
でも500円を何十枚も下ろすのも嫌なので、3,000円と2,000円を交互にしています。
うちの家計からすると少し多めかもしれませんが、とりあえず慣れるためにこの額に設定。
ここから毎日お金を抜いて、夫婦のお財布に入れています。
衣類・医療・その他

こちらは毎日の生活費には入らないようなお金を、ひとまとめにしています。
衣類・医療・交際費・備品…などですね。
予算をいくらにしたらよいのかピンとこず、とりあえず5万円にしました。
順調にいけば少しずつ予算を減らしていきます。
お金を使った後のこと
生活費を使ったあと、本来はクリアファイルにレシートと残ったお金を戻すようにするそうです。
ただそうするとクリアファイルが小銭だらけですごく重くなるのと、後で取り出すのが大変になるので、うちでは別のケースに残ったお金を入れました。

足りない時はここからお金を出したり、好きなことに使ってもOK。
レシートは別にまとめて、家計簿をつけています。
節約は苦手なくせに、家計簿をつけるのは好きなんですよね(;^ω^)
医療費などの特別な出費は、おつりをそのままクリアファイルに戻しています。
クレジットカードを使った時
クレジットカードを使った時も、現金から使ったと考えて、別のケースにお金を移しています。
私はこのケースを「銀行の我が家支店ATM」だと考えています(笑)

クレジットカードで1,420円使ったとしても、ざっくり1,500円などで移しています。
だいたいで管理できれば良いかな~と思ってるので。
このケースに移したお金には、手をつけません。すでに使ったお金ですからね。
メリット
「使えるお金」を把握して、節約できる
1か月やってみて思ったこと。

これまで何となく食べたいから買う、使いそうだから買う、と適当に買い物していたことがすごく多かったです。
お財布に千円しか入ってないと思えば、スーパーでも予算を考えながら買い物しますし、冷蔵庫チェックもぬかりなく行うようになりました。
廃棄ロスもグッと減り、冷蔵庫にモノを詰め込むことがなくなり、スッキリしてきました。
「このお金で何を買えるか?」と意識するだけで、考えて買い物するようになったのは本当によかった!
夫・なっぱも協力してくれています。

夫婦間で使うお金を調整できる

うちは夫婦間の連携が取れておらず、お互い適当にお金をおろして使い、月の最後に集計していただけでした。
最後に集計して「え?こんなに使ってたの?」とビックリすること多々…。
今はクリアファイルに入れてあるお金を取っていくだけで、夫婦それぞれが使うお金を管理できます。
目に見える形で、お金が管理できるという点ではシンプルですよね。
節約初心者向けの方法

クレジットカードを使った節約でも、還元率は1%台くらい。
それよりも、無駄なお金そのものを減らす方が早いです。
我が家のように無駄なお金を使っている…でも何が無駄かわからない…という節約初心者にとっては、見やすくわかりやすい方法でオススメできると思います!
デメリット
たくさんメリットもありますが、デメリットはとにかく「面倒くさい」という一言に尽きますね。
最初の準備が面倒
まず始めるにあたっては、下記のグッズが必要です。
- 20ポケット以上あるクリアファイル
- A4用紙
- ペン
そして、下準備。
- A4用紙に日付を記入
- 1か月の予算を決めて、千円札を用意する
これだけと言えばこれだけですが、最初に細々とした準備がいるのが面倒くさいです。
お札の用意・ファイル分け・小銭の入金が面倒
クリアファイル家計簿、準備と後始末に時間と手間がかかります。
- 毎月、千円札を大量に準備
- 千円札を1日分ずつファイルに入れる
- 余った小銭を口座に入金する
この家計簿をするための準備に30分~1時間くらい時間は使ったような気がします。
小銭も大量になるので、窓口入金にしたのですが、そうすると待ち時間もありますしね(;^ω^)
これまでクレジットカード利用と現金を時々コンビニのATMで下ろすだけだったので、銀行で待つっていうこと自体久しぶりでした。
使える銀行が限られるのも面倒
クリアファイル家計簿を使うためには、下記ができる銀行が必須です。
- 千円札をATMで大量に引き出すことができる
⇒7万5千円を千円札でおろすときに「75+千円」で入力すると千円札が75枚出てくる
- 残った小銭を数えて入金してもらえる
⇒大量に残る小銭をATMや窓口で入金する必要あり
で、この両方ができる銀行は私の知る限り「ゆうちょ銀行」しかありません。
(ほかの銀行でもできるよ!って情報をご存知でしたら、ぜひ教えてください。。)
他の銀行の場合、小銭の入金に枚数制限があったり、有料だったりするようです(;^ω^)
メインバンクでこの方法が使えないと、結構不便に感じると思います。
うちもお給料が入る口座がゆうちょ銀行ではないので、住信SBI銀行の自動口座振替&振り込みサービスを使って、自動的にゆうちょ銀行に生活費が入るように設定しました。
クレジットカードの管理が面倒
よく夫が楽天で買い物してるのですが、現金を移し忘れていることも多々。


もうこうなると、わけわからなくなります( ;∀;)
クレジットカードを使ったら、すぐ移す!という習慣をつけないといけませんね。
クリアファイル家計簿をオススメする人、しない人
そんな感じで1か月使ってみて、クリアファイル家計簿が向いている人・向いてない人はこんな感じかと(独断と偏見)。
クリアファイル家計簿が向いている人
- 夫婦で使う金額を管理できていない
- 使って良い金額を意識せず、何となく買い物をしている
- そこまでクレジットカード払いにこだわらない
- ファイルの準備や銀行に行く時間的余裕がある
クリファイル家計簿が向いていない人
単純に上記の反対の方には、オススメできないと思います。
- 夫婦で使う金額を把握できている
- 使って良い金額を意識している
- クレジットカードをフル活用している
- 時間がなく、忙しい
まとめ:我が家はしばらく続けてみます。
無駄なお金をたくさん使っていた我が家には、上限を意識できる良い節約方法です♪
「いかにこのお金の中で良い買い物をするか?必要なものを買えるか?」と考えるようになったのがよかったな。
まだ共働き時代から意識が抜けきっていないところがある甘い家計の我が家、しばらくクリアファイル家計簿を続けて買い物上手になれるようになっていきたいなと思います^^
▼後日談:けっきょく続けられませんでした~( ;∀;)