子どもが高学年になり、以前読んでいた本とはまたステップが変わってきたように思います。
今も時々読み返しますが、幼児期~低学年のときはこちらの本たちをよく読みました。
普通学級に通う発達障害(自閉症スペクトラム)の息子を持つ母が選ぶ、何度も読み返したい発達障害の本5選【幼児~小学生向け】
親である私自身のケアも大切なことなので、より共感できたり、成長した子供のことを理解できるような本もパラパラと読むようにしています。
よかった本は買って手元に置くようにしていて、最近買った三冊をご紹介します。
発達障害 僕にはイラつく理由(ワケ)がある!
ADHDと軽い自閉症スペクトラムがある息子・リュウ太くんが成人し、
あのときどうしてこんな行動を取っていたのか?何を考えていたのか?を本人が語るというコミックエッセイ。
小学生時代に発達障害がわかったお子さんが、成人するとこんな風に振り返ることができるんだ…と感じ入ると同時に
「なんだその考え方…」と相変わらず理解できないことも多々あるんだなあと。
かわいいイラストと、ひとつずつポイント絞ってわかりやすく解説されているので、とても読みやすかったです。
今の姿だけを見て落ち込んでしまいがちなんですけど、将来はできることが少しずつ増えていって、親とも対等に話すことができるようになったらいいなって未来の希望もちょっと見えました。
親にとっては理解できないことのオンパレードの発達障害育児でも、当事者の言い分や考え方を理論的に感じることができてよかったです。
はざまのコドモ
「はざまのコドモ」ってタイトルがまずもう心に突き刺さる( ;∀;)
知的ボーダーの発達障害児のお子さんと、お母さんの歩んできた道のりの本です。
もうお子さんは成人されているので、結構前の話だと思うのですが、ひと昔前はこんなに発達障害への理解も制度もなかったのかと悲しくなりました…。
今も十分ではないけれど、少しずつ理解も制度も広がってきていると思います。
うちの息子は知的障害はないけれど、自閉症スペクトラムがある発達障害児。
コミュニケーションや集団生活では難しさがあるけれど、パッと見は普通の子だからなかなか理解されづらく(親でさえ理解しきれていない)、
障害児と健常児のハザマにいるような子だなあと感じることが多々あります。
だからこその子育ての難しさというのがありますね。
この本なぜか息子がすごく気に入って、よく読んでます。
とにかくお母さんが苦労されてるからか、私に対する扱いが多少優しくなった気がします(笑)
空気が読めなくても それでいい。
発達障害と定型発達のあいだを「非定型発達(グレーゾーン)」といい、当事者の細川貂々(てんてん)さんが精神科医とのお話を通じて、自分を理解したり、対応方法を説明してくれます。
私も、定型発達ではないと感じているので、とても共感する部分が大きかったです。
あるあるに関しては、ほぼ当てはまってました(;^_^A 首の縦振りがとまらない(笑)
子育てに関しても難しさを感じていたので、1人で育てずに保育園に早くから入れたのはすごくよかったんだろうなあとか。
とにかく自分に自信がなく卑屈なところがあるので、まず自分を「それでいい」と受け入れられるようになりたいです。
まとめ:発達障害の本、ほんと増えた!
今って、本当にいろんな発達障害の本が出てますよね。
前よりも認知度が上がった分、いろーんな本が出て、何を読んだらいいのかも迷うところですが。
私はいつも行く児童精神科にオススメの本が色々おいてあって、そこを情報源としています。
怪しい本も色々あるので、注意して選んでいかないとですね(;^ω^)