こんにちは、ぽんぱです。
我が家のでんぱは先日小学校(普通級)にめでたく入学。
学童入所に、入学式。親も子も忙しい怒涛の2週間でした。
発達障害もありはじめての経験が苦手なでんぱですが、毎日よくがんばっています。
親として体験したはじめての学童・小学校入学についてまとめました。
学童・小学校のサポートについて

でんぱは自閉症スペクトラムという発達障害があります。
療育手帳はB2で、軽度の発達障害という区分に該当。
入学にあたっては事前に教育委員会とも話し合い、普通級に進学することになりました。
でんぱの小学校には通級(通常の学級に在籍しながら、個別的な指導を受けることができる)制度もなく、毎日通常発達のお子さんたちと机を並べています。
いまのところ特別な対応というものはありません。
学童や担任の先生には「サポートブック」をお渡しして、でんぱの特性について知ってもらっています。
今後何らかの問題が出てきたら、また対応を相談する予定です。
学童入所
初日から子供だけの登校・17時帰宅
学童は入所前の説明会で初めて知りましたが、慣らし保育はありません。また子供だけで集団登校し、帰ってきます。
「行きたくない」と言わないか緊張していましたが、幸い同じ登校班の中には保育園が一緒だったお友達がいたので、初日から一緒に行くことができました。
初日から8時半~17時まで行っていたので、帰ってきたときの顔を見るのはすごく緊張しました。
「楽しかった!」と言って帰ってきてくれたのが、本当に嬉しかったです。
初日は泣いてしまったみたい
初日は楽しかったみたいですが、翌朝起きたらこの発言。
息子学童2日目。昨日は言わなかったのに「昨日なあ、ほんとは学童ついたときちょっと悲しくなった。お母さんがいいなって泣いた」って朝言ってきた。がんばったんだなあ…。今日も楽しいといいな。
— ぽんぱ@とっぱぎっぱ (@toppagippa) April 3, 2018
息子なりに頑張っていたようです。
「今日は行きたくない」なんて行かないかドキドキしましたが、笑顔で行ってくれました。
また翌日以後も「こんなゲームがある!」「こんなお友達がいる!」と新しい環境を意外なほどすんなり受け入れてくれたようです。
学童の先生との面談

初日の連絡帳に「サポートブック」を添付しておいたのですが、数日後に学童の先生と面談することになりました。
学童の先生がおっしゃるには、今の段階では大人の指示も聞けているし、お友達とも上手に付き合っていて特に心配はないとのこと。
「発達障害があるようには見えないですね」とも言われました。
でんぱには発達障害がありますが、正直親でも「どこまでが発達障害と言われる範囲なんだろう」とわからないことが多いです。
全部ひっくるめて子供自体を見てあげれば良いとは思うんですがね。
個性と発達障害の境目ってどこなんだろうと思います。
やっておけばよかったこと

小学校と学童は管轄が全く違います。教育委員会と就学前面談でお話したでんぱの発達障害のことは、当然学童には全く伝わっていませんでした。
学童の先生にも事前に発達障害のことをお伝えしておけばよかったと思います。
でんぱの通う学童は2つの班に分かれて行動しますが、同じ保育園に通っていたお友達は全員別の班になってしまいました。
誰も知っている人がいないという環境で、初日は泣いてしまったようです。
それもひとつの経験とは思いますし、実際乗り越えてくれたので良かったと思っていますが、事前に伝えておけば配置なども配慮してくれたかもしれません。
あとは近所のお友達を作っておけばよかったです。
保育園に通っていたので、家の周りのお友達と遊んだことは全くありませんでした。
顔見知りの子がいるというだけで、安心感は全然違いますよね。
同じ保育園でも家の場所は全然知らない子も多いので、近所の子とのつながりも大事にしたいなと思います。
小学校入学
入学式会場を事前見学することに

年長の秋に小学校での就学前検診がありました。
そのとき、発達に心配な点がある子の親だけは特別に相談することができます。
その中で初めての場所が苦手であることを伝えると「入学式会場の事前見学ができますが、希望されますか?」との提案をいただき、お願いすることになりました。
「日程は後日連絡します」とのことだったのですが季節は流れ…そんなお願いをしたこと自体忘れてしまいました(;^_^A
連絡があったのは4月4日のこと。「4月6日に入学式会場の見学ができるので、13時に来てください」との電話でした。
え、急( ゚Д゚)
退職して融通が利く仕事にしておいて良かったと思った瞬間です…。
小学校ってやっぱり専業主婦のママを基準にして動いてるのかなと思いました。
前の会社の正社員だったら多分行けなかったです。
見学とクラス担任フライング発表

見学に行くと、何人かのご家族がいらっしゃいました。そして特別支援コーディネーターさんと、先生方も。
「本当はまだ言っちゃダメなんだけど…」とクラス(何組)と担任の先生もフライング発表してくれました。
入学式にクラスを見るドキドキ感はなくなりましたが、クラスや先生を知ることができて、ちょっと安心。
先生もとても優しく話しかけてくれて、でんぱも小学校に行くのが楽しみになったようです。
入学式会場を見学し、当日の流れも説明してくれました。
でんぱは小学校も体育館に入るのも初めてだったので、慣れておくことができてよかったです。
またクラスにも案内され、自分の座席やロッカーなども確認。
見学に行ったことで小学校生活のイメージができ安心したようでした。
入学式当日

入学式当日は朝から張り切っていました。
「僕は小学生なんだ!」とランドセルを背負って、スーツも自分で着て。
この日も夫・なっぱは出張で参加できず( ;∀;)小学校までは私と一緒に行き、でんぱはクラス、私は入学式会場へ。
入学式がはじまり、入場する子供たちの中ででんぱを探すと…泣くのを必死にこらえた顔をしていました。
たくさんの人たち、はじめての経験に頭がついていかなかったのかも。
なんとか持ちこたえてほしいと願いながら手を振りましたが、でんぱは涙をこらえるばかりでした。
その後着席すると少し落ち着いたようで、滞りなく入学式は無事完了。
とりあえず泣き出したり騒いだりせず、ほっとしました。
入学式後の写真撮影では私の姿を見つけると笑顔で手を振ってくれたり、隣のお友達とじゃれて遊んだりいつもの様子が見られ、嬉しかったです。
入学式の日の午後は怒涛の作業が待っている
入学式後はクラスで今後の説明を受けます。
教科書・ノート・提出書類・今後のスケジュール…大量の資料が渡されました。
しかも「明日必ず提出してください」という書類が多いこと!これには驚きました。
https://twitter.com/toppagippa/status/983275680052867072
入学式が忙しさのピークだと思っていましたが、実は入学式後の午後がピーク。
帰宅してからはこれらの作業に追われました。
でんぱは疲れたようで、珍しく3時間も昼寝をしました。
次の日からは学校終了後は学童もあるので、体力的に持つかと心配でしたが、今のところは元気に通ってくれています。
やっておけばよかったこと

小さいことですみません。雑巾買っておけばよかったです!!
入学式で「2日後に雑巾を持ってきてください」とアナウンスがあり慌てて買いに走りましたが、近所の100均は2つとも売り切れでした…。
きっとこの時期はどこの小学校でも同じなんでしょうね。
諦めかけて手縫いするしかないかと思いましたが、たまたま入ったスーパーの片隅に置いてあり、難を逃れました。
ありがとうスーパー!!
小学校って必要なもののアナウンスが結構急なんですね。
入学式の事前見学も2日前の電話でしたし(;^ω^)
急に買いに行かされるのも困るので、やっぱり先輩ママに聞いておくのがよさそうです…。
まとめ

はじめての学童、小学校でアタフタとした2週間があっという間に過ぎました。
いかに保育園時代が恵まれていたのかという有難さも改めて感じています。
学童保護者会、PTA、旗振り当番などなど本当に保護者の役割が大きいです。
私が前の会社の正社員のままだったら、この場をどうやって切り抜けていたのだろう?と想像できません。
まだまだ親子とも慣れない日々ですが、目の前のことをひとつずつ消化していけるように過ごしていきたいと思います。