小学1年生の1学期が終わりました!発達障害・普通級の息子と過ごした1学期の振り返り。

こんにちは、ぽんぱです。

長いようで短かった小学校1年生の1学期が無事終わりました。

最初は背負われているようだったランドセルもなじんで、小学生らしくなったように感じます。

親子ともはじめての小学校生活にてんやわんやだった1学期のことを振り返ってみました。

4月 ハリキリで乗り切る

入学した4月、学童も小学校もはじめてだらけでソワソワ。

新小1発達障害息子の小学校入学体験談!学童・小学校入学を振り返る

でんぱは変化に弱い性質がありますが、「俺は小学生だ!」というハリキリっぷりが上回り、変化に対応できていたように見えました。

親のほうも、慣れない小学校生活にドキドキしつつ過ごす日々。

小学1年生の4月がまもなく終わり。小学生の親の負担が少しずつ見えてきた。

入学当初は不安がありながらも、宿題も学童でやってきてくれていて、友達ともよく遊び、勉強もがんばり、拍子抜けするくらいにスムーズにいった…と感じたことを思い出します。

今思い返せば、ハリキリのパワーがすごかったんですよね。

スタートダッシュを切ったものの、その分持久力がジワジワ奪われていたのかな~と振り返ってみて思います。

5月 少し疲れが見えはじめる

ゴールデンウィークをはさんだ5月、疲れが出てきたようです。

【小学校1年生】ゴールデンウィーク明けの5月、普通級に通う発達障害の息子がお疲れ気味です

授業時間、勉強、宿題、荷物…少しずつ負担が増えていったんですね。

はじめて登校拒否したのは、5月末のことでした。

小1息子はじめての登校拒否。1日学校を休ませました。

疲れやすいでんぱには、時々休むことが大事なのかなと思っています。

6月 負担がさらに増え、不安定さが出る

6月になって、宿題が急増!!

今までの量は何だったのかと思うくらいに、宿題が増えました。

助けて!宿題が終わらない!発達障害の息子と、宿題をしのぐためのアイデア

泣きながら宿題をすることもあり、毎日付き合う私も、とても疲れを感じていた時期です。

発達障害の小1息子に、疲れを覚えてしまう今日この頃。母親だからって、全部受け止められない。

外で頑張る分、家では暴君になってしまうときもあって、辛く感じていました。

7月 不登校がちになる

7月はこれまでの疲れが出たのか、半分ほど登校できず。

とくにネックになったのはプールの授業。

プールがある日の前日から「いやだいやだ」と言い、当日には行けないと泣いていました。

小1息子、ふたたび1日だけの登校拒否。学校を休ませた母の気持ち。

結局プールのある日は、ほとんど学校に行けず。それ以外の日でも「おなかが痛い」と言ったり、なんだかんだ行けない日が徐々に増えてしまいました。

不登校がちになった息子をうとましく思ってしまった日。夫婦で不登校について話し合いました。

結局プールの検定を受けていないでんぱ、夏休みは小学校の補習を受けることになりました。

ぽんぱ
少ない人数で、ていねいに教えてくれるよ

プールの補習を受けることを伝えたら、

でんぱ
がんばるしかないか…うんがんばる…

と言っていました。でも当日になるとやっぱり怖さが出たようです。

でんぱ
水泳教室、行けないかも…
ぽんぱ
嫌だったら、お休みしてもいいよ
でんぱ
どうせ俺が無理して行けばいいんやろ?

返事がひねくれてきて、会話がうまく成り立たない場面もあります…。

「記憶は場所につく」という言葉がありますが、でんぱにとって「学校のプール=嫌な場所」とインプットされてしまったのかもしれません。

家族で海水浴に出かけたときは、とても楽しそうでした。泳げなくてもしょうがないですが、毎年プールは続くので、苦手意識が少しでも和らげばいいなあ。

私が仕事を辞めなければ、成り立たなかった

1学期を振り返って、親にも余裕がなくなる場面も多々ありました。

私はでんぱが小学生になるにあたり、正社員の仕事を退職していますが、この選択を取るしかなかったと感じています。

うちは

  • 核家族(緊急時以外は祖父母のヘルプなし、近所に頼れる人もいない)
  • 子供2人
  • 夫は出張が多く、ワンオペがち
  • 私の勤務先は片道1時間
  • 仕事はお客様とのアポイントが多く、そう簡単には休めない
  • 発達障害で変化に弱い息子が普通級に通う

という条件でした。

でんぱが1歳のころから保育園に預け、子供の病気や仕事の調整など綱渡りのようなワーママ生活。

夫が不在がちなので、子供のことは自分がすべて受け止めなければいけないという危機感が常にありました。

仕事をどうしていくか考えたとき、将来のことを考えたら「小1の壁を乗り越えたら、あとは何とかなる」というワーママの先輩たちのお言葉もたくさんあります。

続けていたらお給料は子供の可能性を広げることに使えたでしょうし、仕事の喜びなど得るものもいっぱいあったでしょう。

でも小学生になるという大変化には、でんぱの特性を考えても、少し時間をかけて付き合ってあげることがとても重要な時期。

「将来」でなく、「今」「ここ」で考えると、我が家は退職を選んでよかったと思っています。

保育園生活を駆け足で駆け抜けてきて、子供とゆっくり向き合う時間もあまりありませんでした。

今不器用な母ながらも、子供の希望になるべく寄り添って過ごせていることに幸せを感じています。

まあ家計的には苦しいんですが…、「手をかける時期」だと割り切りました。

将来振り返ってどう思うのかはまだわかりませんが、今はこの選択に満足しています。

最近は地震や豪雨などもあったので、職場が自宅(または自宅近く)というのは、やっぱり安心ですね。

まとめ:はじめての夏休み、たくさん思い出を作りたい。

そしてやってきた夏休み。学童に毎日通うので、あまり休みという感じもしませんが。

でんぱは学童は大好きで、学校に行けない日も「学童には行きたい」と言っているので、すごく嬉しそうです。

学童でもたくさんのイベントがあるので、楽しんでほしいな。

家でも帰省して、おじいちゃん・おばあちゃんの家でのんびり過ごす予定。大好きないとこたちとも遊びます。

たくさん思い出ができる楽しい夏休みになればいいなと願っています。